感情がない少女 (ページ44)

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絶対に戦わないこと

伊｢特級と会敵した時の選択肢は"逃げる"か"死ぬ"かです
自分の恐怖には素直に従ってください｣

君達の任務はあくまで生存者の確認と救出であることを忘れずに

ふと立ち入り禁止のテープからコチラを呼ぶ声がした

(面会に来ていた保護者です)

伊｢お引き取りください
何者かによって施設内に毒物が撒かれた可能性があります
現時点で、これ以上のことは申し上げられません｣

｢そんな!!｣

スーツの男が下がってと言って保護者を遠ざけた

悠｢伏黒･釘崎｣
｢｢……｣｣
悠｢助けるぞ｣

野｢当然｣
恵｢……｣

伊｢"帳"を下ろします
お気をつけて｣

闇より出てて闇より黒く
その穢れを禊ぎ祓え

悠｢夜になってく!!｣

恵｢"帳"
今回は住宅地が近いからな外から俺達を隠す結界だ｣

悠｢スゲェなぁ!!｣
野｢無知｣

【玉犬】

伏黒の合図で伏黒の影からズルンと白い犬が出てきた

恵｢呪いが近いづいたらコイツが教えてくれる｣
悠｢そっかそっかヨシヨシ便りにしてっからな｣

扉をあけ行くぞの合図で突入した

恵｢待て!!｣

｢｢!!｣｣

野｢なにこれ!?｣

悠｢??
どうなってるんだ!?
2階建ての寮の中だよなココ｣

野｢おおお落ち着け!!
メゾネットよ;!!｣

恵｢…違ぇよ;｣

呪力による生得領域の展開!!
こんな大きいものは初めて見た…!!

恵｢!!扉は!?｣
｢｢;｣｣

悠｢ドアが…なくなってる;!!｣
野｢なんで!?今ここから入ってきたわよね;!?｣

伏黒は玉犬を抱きしめ行けるか聞いた

恵｢大丈夫だ｣

どうしよう
どうしよう
あそれどうしようと歌ってた2人は動きを止めた

恵｢大丈夫だコイツが出入口の匂いを覚えてる｣

2人はアラマ～と目を輝かせた

虎杖はワシャワシャと玉犬を撫で

野｢ジャーキーよ!!
ありったけのジャーキーを持ってきて!!｣

恵｢緊張感!!｣

悠｢やっぱり便りになるな伏黒は
オマエのおかげで人が助かるし俺も助けられる｣

恵｢…進もう｣

その頃、Aは五条との約束どおり、とある任務場所に来ていた

｢Aさん気をつけて｣

(ニコニコ)

『花の呼吸伍ノ型 "徒の芍薬"』

素早く9回、切り刻んで呪霊を祓った

｢ねちょ…｣

Aは地面をノロノロ歩く剣を構え祓おうとしたが違和感を感じた

(なんだろうコレ…なんか違和感って言うか
なにかを感じる…
とりあえず剣は止めて蹴る…いやでも…コイン…)

懐からコインを出し投げた

(裏…)

Aは呪霊を蹴っては蹴って繰り返したら、なぜか呪霊は傍に寄ってきた