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虎「陸上部顧問 高木」

高「虎杖、栗花落
全国制覇にはオマエ達が必要だ」

会(生徒より問題のある教師がきてしまった…
俺はどの立場をとれば…)

(ニコニコ)

虎「しつけーな!!
何べんも断るって言ってんだろ!!」

高「駄目だ!!

虎「駄目なの!?」

だが俺も鬼ではない!!
正々堂々、陸上競技で勝負だ!!」

虎「ほう」

高「俺が負けたらオマエ達のことは諦めよう
だがしかし!!俺が勝ったら…」

虎「皆まで言うな面白ぇ…やってやんよ」

高「栗花落もいいな!?」

(ニコニコ)

高「……(どっちだ…わからん;)」
虎「どっちなの!?」

会(喋らない栗花落も問題だが成績優秀だしいいとして入部届を書き換えるのは果たして正々堂々なのだろうか…)

ところかわって運動場

「14m」

「スゲー高木
全然現役じゃねーか!!
どうする虎杖と栗花落さん!!」

虎「ねぇねぇ投げ方?
よく分かんねえだけど適当でいい?」

「ん?
まぁ、この際それでファウルはとらん」

(すまんな短距離選手のオマエに力勝負を挑んで…
だがこれで俺がどれだけ本気か伝わ…)

バビュンゴィィィン

虎「おっし俺の勝ち
じゃっ先生、俺、用事あっからナイススローイング」

高「!?せめて栗花落だけでも!!
栗花落100mで勝負だ!!」

(ニコニコ)

高木「栗花落、勝負だ!!」

(((…ごくっ)))

『…』スッ

他の生徒達が見守るなか服からだしたのは1枚のコインだった

『…』パシッ

コインを投げ手をあけてみるとコインは裏だった

(ニコニコ)

Aはスタスタと歩いていこうとした

(((なぜコイントスなんだろう…;)))

高木「今のはコイントスか!?
なぜなのだ!?それより外れたのか!?
頼む帰らないでもう一度やってくれ!!
勝負せずに決まるのは嫌なのだ!!」

(ニコニコ)

もう一度、服からコインをだして投げた
宙を舞う1枚のコイン

『…』パシンッ

((((…ごくっ どっちだ…))))

あけてみるとコインは表だった

『わかった
100m勝負、受ける』

((((喋った!?
はじめて聞いた…))))

ザワザワと生徒達に動揺が走った

****

「11秒16」

「スゲー高木
全然現役じゃねーか!!どうする栗花落さん!!」

『……』

手をあげて合図をして走る

「5秒58…!?」

(ニコニコ)

「凄いなアイツ呪力なし素の力でアレか禪院先輩と同じタイムかな…

そして…栗花落とかいう女…
呪力を感じる…
100m走って息も切らしてないし何者だ…
にしても…なぜコイントスなんだ…
しかも5秒58…」

Aは、見知らぬ男をチラッと見て去っていった

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作者名:卯月 | 作成日時:2021年7月16日 4時

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