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運命の出会い ページ4

「悪く思うなよ
恨むなら、両親を恨み天元を恨め」

あー死ぬのか…同化する前に…
背後に爆発音が聞こえる…

死ぬ前に恋がしたかったな…

もし生きてて目覚めたら…
短い間だけど最初に見た人に恋をしよう
偽りの恋でもいいから後悔しないように…

お母さんにとってお父さんみたいな人と…
最後の思い出として、思うだけならいいよね…お母さん…

そして、これから出会うかもしれない
まだ見ぬ運命の人よ
思うだけ許してください
私のワガママに付き合ってもらいます

Aは、意識を失いながら落下した

「これが、星奬体ねぇ
一応、医者診せる?」

「硝子がいればねぇ」

(声が聞こえる…男の人の声…?)

うっすらと声が聞こえるのを感じて
ゆっくり目をあけた

「おっ起きた
おい大丈夫か?」

『私…生きてるの…?』

五「あぁ?
生きてるわクソガキ」

近くから声が聞こえ、声がした方に視線を向けた

『ん…?
あなた…だーれ?』

綺麗な青い瞳、白い髪…まるで白い雲が流れる青空…大空みたいに綺麗な人

「あぁ?
俺は…」

『はっΣ』

Aは身につけてない時以外はポケットにいれて保管してる小さい箱がポケットにあるのを確認して中身を確認した

『よかった…ちゃんとある…
お母さんとの約束だものね…』グスッ…

「……」

五条は、安心て泣いてる星奬体の様子をジッと見つめていた

『あーはいはい…無事だから安心しろ天元
護衛を寄越したのは貴様だろ
六眼の使い手を寄越すとは考えたな』

「「!!?」」

『貴様こそ、あの女(・・・)のこと、なんとかしろよ
下手したら今回の同化に関わってくるかもしれないだろ』

『ふーん…成る程
確かに結局、なるようになる
貴様はいつもどおり引きこもっていろ』

「「……」」

『ったく、天元のやつ
現に干渉しないくせに罪滅ぼしのつもりか…』

自身を抱き上げる白髪の男はサングラスによって隠れた目をAに向けて見ていた

『ところで…』

「あ?」

Aはジッと自分を抱えてる名も知らぬ男をみた

「なんだよ?」

『決めたぞ
妾は貴様を好きになる』

Aは自身を抱えてる若い男の首に腕を回し形のいい耳元で囁いた
そして顔を離しその男に笑いかけた

「オ゛ッエー、勘違い女の護衛かよ」

男、五条悟はAをじっと見ると
舌を思い切り突き出し、あからさまにAを見下した

ービキリ
その言葉が、Aの神経を逆撫でした

五条悟という男→←前日談



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作者名:卯月 | 作成日時:2021年7月16日 4時

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