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07─…お風呂屋さん ページ7

(side.甘露寺蜜璃)



しのぶちゃんのお姉さんのカナエ先生が
お風呂屋さんで誕生日パーティーをする
という名案から、私とカナエ先生、
須磨さんに雛鶴さん、まきをさんに
悲鳴嶼先生の六人が席の確保、派手にする
為に従業員さん達にとある事をしてもらえる
様にお願いをした。
伊黒先生と不死川先生、冨岡先生、煉獄先生
は主役の宇髄先生を連れて遅れてこの
お風呂屋さんに来るとの事。

夜遅くに来てしまったからほぼ貸切の状態で
あるけど、きっと成功する。

(…私は、そう信じているの)


「よぉ!お前ら先に来てたのか!
 てっきり帰ったのかと思ってたぜ」

「遅くなってすまないな」

一段落して落ち着けた頃に丁度本日の主役
と伊黒先生達がやってきた。
謝ったのは伊黒先生だった。

「ううん、
 私達はそんなに待ってないですよ」

私が皆の代表として首を振った。

(宇髄先生にサプライズの事は隠さなきゃ。
 普段通りよ、私…!)

「宇髄さぁん、お風呂入りましょぉ?」

「ちょっと須磨!
 アンタ、ここは混浴じゃないのよ?」

宇髄先生に身体を引っ付けて、
ハニートラップの様に甘い声色で話した
須磨さんに対し、まきをさんは
引き剥がして、須磨さんに拳を
頭にぶつけた。
須磨さんは“痛いですぅ”と泣いていた。
雛鶴さんはまたか…という表情を
浮かべていたので、止める必要は無さそう。
(宇髄先生も苦笑いを浮かべていた。)

「皆さん、そろそろ入りに行きましょう?」

おっとりとカナエ先生が男女別に別れた
暖簾(のれん)(くぐ)ったのを見て、

「南無…私達も入りに行こう…」

それぞれ男湯、女湯へと別れて暖簾の中へ
入って行った。

08─…デート(?)→←06─…疑問



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設定タグ:鬼滅の刃 , 宇髄天元   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:緋燈 . | 作成日時:2020年10月31日 13時

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