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胡蝶さんの屋敷に到着すればすぐに私は胡蝶さんの屋敷の方にお風呂に案内され、髪やら体を洗った。
さすがに擦り傷だらけなのでお風呂には入る気にはなれなかった。
用意された着替えに袖を通して、脱衣所を出ると待ってましたとばかりに女性達に案内される。
案内された部屋には胡蝶さんが居て。
「傷の手当てをしましょうか」
ニコリと微笑む胡蝶さん。
擦り傷程度で胡蝶さんに手当てしてもらうほどなのか…なんて考えてしまう。私が見て来た中にはかなり重症の方も多かったそちらを優先した方が…なんて思ったけど…
私の血、体質はどうやら特殊らしい。
特殊な手当てが必要なのかもしれない。
「怖がらなくても大丈夫ですよ」
──── しかし、手当ては特に普通の手当てと変わり無かった
だが、血が流れている箇所には何やら消毒液ではない液体を掛けていた。
そこが不自然であったが、それ以外は特に気になる点はなかった。
「手当ては一通り終わりました。
あぁ、Aさん。今回の件から、これからの話をしておかなければなりません」
これからの話…？
私は姿勢を整え、胡蝶さんを見つめた。
「Aさん、今日は私の屋敷に泊まってください。そして、今後は煉獄さんの屋敷で暮らす事を勧めます」
「え…？煉獄さんの屋敷で暮らす…？」
私はその瞬間思考が停止し、何も考えられなくなる。しかし体は正直で顔が熱くなって、鼓動が早くなった。
「はい。Aさんの家は恐らく一週間以内に突き止められるでしょう。もうあのアパートでは暮らせません。
しかし、今からアパートを探すとなると不動産との手続きも大変でしょうし、何よりまたすぐに見つかってしまいます」
そこで───、と胡蝶さんが手を合わせて笑顔で言った。
「煉獄さんの屋敷で暮らせば、安全で万事解決です」
「…でも、胡蝶さん。煉獄さんが良いと言ってくれるかどうかまだ分からないので…、とりあえず不動産屋に…」
それに煉獄さんの屋敷で暮らし始めたら私の心臓が持たない気がする。
「それについては心配ありません。ですから、ね？Aさん。不動産屋に行く必要はありません」
胡蝶さんはニコリと微笑みそう言うので、私もとりあえず笑顔を浮かべた。
私の安全を考えてくれているのはとても伝わるけど、住むとなるとどうしても簡単には喜べないのである。
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丸(プロフ) - エスちゃんさん» ありがとうございます(*´-`*) (1月30日 21時) (
レス) id: fa76bf1609 (このIDを非表示/違反報告)
エスちゃん - 私はとくにこれが好きなので待ってます❗️ (1月30日 12時) (レス) id: 2c7c01870e (このIDを非表示/違反報告)
丸(プロフ) - エスちゃんさん» エスちゃん 様っ！これはこれは嬉しいコメントをありがとうございます(*´艸`)励みになります！！この丸、腕をぶんぶん振り回して頑張りますね！！ありがとうございます！ (1月30日 11時) (レス) id: fa76bf1609 (このIDを非表示/違反報告)
エスちゃん - 続きが見たいです‼️楽しみです❗️ (1月30日 8時) (レス) id: c1a6291b46 (このIDを非表示/違反報告)
丸(プロフ) - こぐま☆にゃんこさん» わぁぁ！こぐま☆にゃんこさま、お久しぶりです！続編初のコメント、とても嬉しいです(*/-＼*)こちらこそありがとうございますっ！！ (1月21日 21時) (レス) id: fa76bf1609 (このIDを非表示/違反報告)
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