検索窓
今日:3 hit、昨日:6 hit、合計:368,619 hit

鬼が4匹 ページ6

童磨 さいど


Aくんと遭遇した日に上弦の鬼が集められた

彼の血鬼術の効果も薄れぬうちに呼び出されたので正直、膝をつくのですらキツい



黒死牟「 ……どうか……なさいました…か?? 」



黒死牟の問いかけに答えもせず無惨様は俺の前に来て立ち止まる



無惨「童磨… 何故、" お前から "Aの匂いがするのだ 」


童磨「 A様にお会いしたからです 」



無惨「 それは本当か 」



童磨「 はい、A様に間違いございません 」



はっきり答えると赤い瞳がぐらりと揺れる



無惨「 …必ず連れ戻す 」



無惨様の声が頭にこだまする
恐らく、全ての鬼に叩き込まれたはずだ



無惨「 話は以上だ 」




指をパチンと鳴らすと琵琶の音がして瞬時に消える
残された上弦の鬼は張り詰めた糸が緩むように息を吐いた


特に上弦の鬼はAにお世話になった者も多く

俺もそのうちの一人だ


親と言っても大袈裟ではないほど…
いや、それ以上か、


俺は誰よりも一番近くで見てきたから


Aがどう言う鬼なのかを知っている。

あの人は無惨様とは違う恐怖の与え方をする方だ

純粋な恐怖とは違い、快楽という恐怖を与えてくる。
自分を制御できない恐怖

許しを乞うのではなく、

もっと、と求めてしまう。







これが鬼舞辻Aという方なのだ








.

鬼が5匹→←鬼が3匹



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (584 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1266人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

貢毛 - もう更新する事は無いんでしょうか(;;)この先を見たいです。更新待ってます (2022年2月17日 5時) (レス) @page39 id: c6db4a5986 (このIDを非表示/違反報告)
サージ・オーパル - いいですね、めっちゃ面白いです。焦らず、自分のペースで投稿してくださいね♪ (2021年2月4日 18時) (レス) id: b331457550 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - Quuさん» 全然!!!ほんとにご自身のペースで頑張ってください!! (2021年1月29日 0時) (レス) id: 0ee1851fa6 (このIDを非表示/違反報告)
Quu(プロフ) - あんこさん» ありがとうございます!長きに渡りお待たせしてしまい申し訳ないです (2021年1月28日 20時) (レス) id: 13d4e9d2bb (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - お久しぶりの更新お疲れ様です!!! (2021年1月28日 20時) (レス) id: 0ee1851fa6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Quu | 作成日時:2019年11月6日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。