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百九十一話 ページ48

「あぁシャイニーか...へぇ、中々に似合ってるじゃないか。」

イザナは頬杖をつきながらドレスアップしたシャイニーを見つめていた。


細身なシャイニーにはぴったりなスレンダーラインの、露出は少なめな紺色のドレスで、胸元には控えめに草花の装飾の刺繍が施されていた。髪は三本ほどの大きな編み込みを一つのお団子にまとめ、髪止めには星をモチーフにした髪飾りを着けていた。


『...ドレスとかあまり好きじゃないんだけどな。』

シャイニーは表情を沈ませながらそう言った。

「そうなのか?」

『似合わねぇだろこんな男みたいな奴が....まぁそれは置いといて、なんでドレスを着たままここに呼ばれたんだ?』

シャイニーがイザナにそう聞くと、

「シャイニーはダンスを嗜んでいるか?」

イザナは立ち上がりながらシャイニーに聞いた。シャイニーはイラッとしながら、

『おれの話聞いてるか?...まぁ、一応踊れるが。』

と渋々と答えた。

「そうか。」

イザナは一言だけそう返事をした後にシャイニーへと近づき、


「音楽は流れないが、少し俺と踊ってくれないか?」

『は?』

とシャイニーに手を差し伸べてそう言った。シャイニーはわけがわからないというような顔をしたが、仕方なくその手を取り、音楽も無しに踊り出した。



(....なんだこの状況、てか流石イザナ。ダンス上手いなぁ。)


シャイニーはイザナと躍りながら、呆然としながらそんなことを考えていた。

「...なぁシャイニー。」

『なんだ。』

「お前は、ゼンと白雪の関係についてどう思う?」

『...お前って、ほんっっと唐突な言動が多いよな...!はぁ...白雪とゼンの関係?うーん...おれの祖国は、そこまで身分の差が激しい国ではなかった。いや、勿論そういうのに厳しい所もあると思うが...でもどのみち、一番大事なのは本人達の意思だと思う。』

「ほう?」

『例え二人の間にどんなに大きな壁があったとしても、どんなに苦しく辛い道だとしても、それでも一緒になりたいという強い意思があれば、その壁が無くなっていつかは側にいられるようになると思う。..ゼンと白雪の意思はとても強いし、何よりどんなときでも前を向いていられる強さもあるから、今は無理でもいつかきっと、いや絶対に二人で一緒にいられる幸せを掴むぞ。』

「...絶対、か。」

『これは予言じゃない。確信だ。だからおれは、そんな二人を...そんな二人がいるこの国を見守りたい。』

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ルチェスト・クレアール(プロフ) - Chaosさん» コメントありがとうございます!頑張ります!!! (9月25日 6時) (レス) id: c42395a0dd (このIDを非表示/違反報告)
Chaos(プロフ) - 更新楽しみにしてます!頑張ってください! (9月25日 6時) (レス) id: 679f50534d (このIDを非表示/違反報告)
ルチェスト・クレアール(プロフ) - 桃田さん» ありがとうございます!!頑張ります!!! (9月15日 23時) (レス) id: c42395a0dd (このIDを非表示/違反報告)
桃田 - 好きです。続きがんばってください。 (9月15日 22時) (レス) id: 129a9cc75f (このIDを非表示/違反報告)
ルチェスト・クレアール(プロフ) - ライさん» ありがとうございます!!これからも頑張ります!!! (9月12日 18時) (レス) id: c42395a0dd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルチェスト・クレアール | 作成日時:2019年9月9日 1時

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