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百四十七話 ページ4

人差し指を頭の横に当てて暫く考えると、ピンと閃いたように顔を輝かせ、


『...君のお話が聞きたいな!』


とオビに言った。

「.....お、俺の?」

『そう!あ、どういう経緯で裏稼業を始めたとかそういうのじゃなくてだな、ほら、裏稼業をする人って仕事しながらも色んなところ行くじゃん?そこで起きた出来事とか聞きたいんだ。.....駄目か?』

最後はこてんと首を傾げながらシャイニーはオビにそう聞いた。

「...別にいいけど、....起きた出来事かぁ......。あ、そういえば_____」



オビはシャイニーに色々な話を聞かせた。シャイニーは楽しそうに話を聞いており、時々クスクスと笑ったり、驚いたような顔をしたり、ころころと表情を変えながら聞いていた。



「.....まぁ、こんな感じかな。...面白かったか?」

オビが話終えると、

『あぁ!とても面白くて楽しかったぞ!ありがとうな!』

とシャイニーは柔らかく微笑みながらオビにお礼を言った。オビはシャイニーの表情を見て一瞬固まり、そして、



「.........やっぱり、あんたってアホ面だよな。」



真顔でそう言った。


『あ、アホ面!?おれそんな変な顔しているのか!?』

シャイニーはわたわたと慌てながらオビにそう聞くと、

「.......っく、ははっ...」

オビは吹き出した。


『今笑う要素あったのか!?』



笑うオビを見ながら不思議な顔をするシャイニーだった。



夜、包帯を替えるのを忘れていた旨をオビに伝えると呆れられたシャイニーは謝りながら新しい包帯を巻き始めた。



「.....この傷、あと何日で治るんだ?」

『ん?そうだな....あと五日ほどだな。』

「そうか。.....あんたのは?」

『胴体の所はオビと同じ五日ほどで治るが、顔はもう少しかかりそうだ。』

「....、そうか。」

『熱も下がっているみたいだし、あとは傷を治すだけだな!』

シャイニーはニカッと笑って言い、包帯を巻き終えたのでオビから離れようとすると、突然、オビに手を握られた。


『......、どうしたー?』

「...いや、何でもな....、あんたの手、俺よりも少し大きいんだな。」

『おや、...本当だな。でもまだ成長期があるから、大人になったらきっとおれよりも大きくなるぞ!身長もな!』

「....あっそ。」

『おおう、いきなりツンツンし始めた。....おやすみオビ。』

「.....ん。」

オビは布団に潜り、眠りについた。

『...不意打ちが多いなぁ君は。笑ったりとか手を握ったり。心臓が保たないよ。』

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ルチェスト・クレアール(プロフ) - Chaosさん» コメントありがとうございます!頑張ります!!! (9月25日 6時) (レス) id: c42395a0dd (このIDを非表示/違反報告)
Chaos(プロフ) - 更新楽しみにしてます!頑張ってください! (9月25日 6時) (レス) id: 679f50534d (このIDを非表示/違反報告)
ルチェスト・クレアール(プロフ) - 桃田さん» ありがとうございます!!頑張ります!!! (9月15日 23時) (レス) id: c42395a0dd (このIDを非表示/違反報告)
桃田 - 好きです。続きがんばってください。 (9月15日 22時) (レス) id: 129a9cc75f (このIDを非表示/違反報告)
ルチェスト・クレアール(プロフ) - ライさん» ありがとうございます!!これからも頑張ります!!! (9月12日 18時) (レス) id: c42395a0dd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルチェスト・クレアール | 作成日時:2019年9月9日 1時

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