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百十三話 ページ20

『あいつこんなものを遺していたのか.....知らなかった。でも、この箱とおれの役職に何の関係が?』

「シャイニー、お前がこの城に来た理由はまだあるのだろう?」

『っな......!』

「図星のようだな。もしかすると、それとこの箱が関係しているのかもしれないと思ったんだ。......お前なら、この箱を開けることが出来るだろう?」

『.......まぁやってみるけどさ。』

「.....魔法で開けるのかい?」

近くにいたオビが小さな声で聞くと、

『これぐらいは自力で解くよ。』

シャイニーがそう答えた後に箱を見つめ、そして箱の裏を見た。



(本当だ。ちゃんと文章書いてある。......?あれ?よく見ると"魔女"の文字だけ、微妙に色が違う?......まさか。)



もう一度箱の文字があるところを見てから、カチカチと一文字ずつ変え、一つの単語にした。






"シャイニー"





それは、自分の名前だった。並べ替え終わると、カチンと何かが箱の中で外れた音がした。


『あ、開いた.....』

「!?もう開いたのか!?」

ゼンが驚いて声をあげた。

『箱の裏の文章見るとさ、魔女の文字だけ微妙に色が違っててさ、もしかするとおれの名前なのかなーってなんとなく文字を並べ替えたら、開いちゃった...』

あはは、とぎこちない笑みを浮かべながらシャイニーはそう言った。

『中、開けてみるぞ.....』

ゆっくりと箱を開けた。中には、






『........、手紙?』






シンプルな横型封筒が入っていた。取り出してみると、


『えっ、なんか重い....?』


ずっしりとした重さを感じたシャイニーは不思議に思いながら封筒を開けると、




『........なぁ、イザナ、ゼン。これって......』

「「?」」

イザナとゼンがシャイニーの手に取った物を見ると、二人とも目を大きく見開き、ゼンは声を上げて





「.......身分証!?!?」





と言った。シャイニーの手に持っていたのは、身分証だった。しかも二つ。


『あと、二枚の手紙と、この身分証の.....なんだろ、発行書?証明書?みたいな紙が入ってた。』

「.....その二つの身分証には何て書いてあるんだ?」

イザナが驚きを隠せない様子のままシャイニーに聞くと、

『えーっと........





"国の守り人"


"第二王子直属騎士"





だって......って、えええええええええ!?!?く、国の守り人!?騎士!?』

シャイニーはあわあわと慌てながらも驚いて声を上げた。


オビは目を見開いたまま、シャイニーの様子を眺めていた。

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ルチェスト・クレアール(プロフ) - ライさん» またコメントくださってほんっっとうにありがとうございます!!!心に来た、という言葉を頂けて本当に幸せです。ありがとうございます!!頑張ります!!! (8月1日 23時) (レス) id: c42395a0dd (このIDを非表示/違反報告)
ライ(プロフ) - 続編おめでとうございます!魔女さんのセリフ、やっぱり好きですねぇ。前作は心に来ました。これからも更新頑張って下さい。応援しています。 (8月1日 23時) (レス) id: 2ac506ad59 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルチェスト・クレアール | 作成日時:2019年7月30日 0時

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