… 02 ページ2
fk side …
ロッカーに向かうとそこには 先に居た最近バイトで入ってきた 下沢さんが居た。
俺を見るなり ガタガタっと音を立てて 椅子から立ち上がると俺の方を向いて口を開いた。
「ふ、ふ、ふ、ふかざわ、先輩」
「ん?? なに ??」
大きな瞳に薄ら涙を溜めつつ 大きく彼女は息を吸った
「わた、わたしと、付き合ってください!!」
「ごめんね、付き合えない。」
迷う必要なんて無かった 俺は多分この先一生涯´´一人´´だと
そもそも一人の生活に不便は無かった 好きな時に飯を食って 好きな時に風呂に入って寝る どれだけの大音量で音楽を聞こうがゲームしようが誰かに文句を言われる事が無いし 楽だった。
「そ、そうですよね!! ごめんなさい、へ、変なこと言っちゃって!!」
慌てるように彼女は俺の横を通り過ぎって行った
大体 彼女には俺なんかのもうすぐアラサーのおじさんなんて必要ないはずだ。
228人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うきぴ(プロフ) - こちらの作品は幸色のワンルームの二次創作的な物でしょうか?? (2021年1月31日 19時) (レス) id: f2e00b5692 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:秢 | 作成日時:2021年1月30日 16時