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『柊……』
酸素マスクを付けた彼は、白く、細く、まるで、人形の様だった。
『目、覚まさないね。
私、もう18になろうとしてるよ。
柊はもう20歳だね。成人だよ。
成人式、花束渡そうって思ってたよ。
多分今日お別れだよ。』
何故か心が穏やかになってきた。
柊の近くにいるからだろうか、
はたまた、死を感じたから、変に落ち着いてるのだろうか
.
ﾋﾟｰﾋﾟｰﾋﾟｰ!!!
看護師「呼吸機能低下！！バイタル下がってます！！！」
滝沢「A！！！！！こっち来い！！！！」
握っていたはずの手が、急に痙攣しだした
『あっ、やだ。やだ。待って、ねぇ！やだ！！』
滝沢「今は引くしかないだろ！！」
『絶対離さない！！！』
滝沢「ここから出なきゃ行けないルールなんだよ！！！！！早く！！！」
無理やり引っ張られてICUの外側まで連れていかれる
勢いよくソファに座らされたからか、怖いのか、身体の震えが止まらなくて
もちろん涙も止まらなくて
5分くらい、震え続けるしかない私を摩ってくれてる滝沢くんが顔を上にあげて立ち上がって
滝沢「柊は！！！」
その目の先には柊の主治医の先生がいて、
主治医「残念ですが……10:46分、ご臨終です。」
『柊……、柊……！いやぁっ。。いやだぁ！やだぁぁぁぁぁ！！！！！！！！！！！！』
脇目も振らず叫び続けると滝沢くんは私の抱えて病院の外へと連れ出す
その間、誰かと電話してるみたいだった。
多分SnowManのメンバー。
自分でも何言ってるのか分からず、滝沢くんの車に乗せられて
滝沢「すぐ戻ってくるから、そこで待ってて……」
そう言い残し、病院へ戻ってしまった
叫びも涙も震えも、全部怖くて
撮影に行けなかった皆に申し訳なくて、
あの時、家族3人を事故に合わせた自分が憎くて、おぞましくて、許せなくて
そこから、意識がなくて
気がついた時には自分の部屋の天井を見つめていた
何もする気が起きない。
近くにあったスマホを確認してみると、まる2日経っていた。
2日もたっていたことに驚いたけど、
まだ、柊は生きてるって思ってる自分に1番驚いている
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暖 - 年越し日の出のところです。 (2021年3月2日 15時) (
レス) id: 6d5a5e943f (このIDを非表示/違反報告)
暖 - 後半らへんから 名前が名前のままです。 (2021年3月2日 15時) (レス) id: 6d5a5e943f (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年2月28日 10時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいね。 | 作成日時：2021年1月24日 11時
