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▼ hpmi :【据え膳食わぬは男の恥】山田一郎 ページ15

最近ひぷまい一途。
追っかけしてた推したちがいざこざ起こしてくれたお陰で距離置いてるからかな…と
あえずしばらくひぷまいしか更新しないと思います…

以下本文
これの派生


一郎は頭を殴られたような衝撃を受けた。
目の前の恋人のせいである。

『じゃーん、どう?』

どう?と言われても目の前の光景に偏差値が幼稚園児以下に下がった今の一郎にはその言葉の意味が理解ができない。
…そう、目の前にいる一郎の恋人、レイラはメイド服に身を包んでいた。

「無理好き可愛い」
『えへへ、そうでしょ』

元々女らしい体付きのレイラは、胸がない、あそこにナニがぶら下がっているということ以外は本当に女と変わらない作りをしている。いや、なんならルックスはそこらの女より普通に可愛い。
ひらりと体を揺らす度にいじらしく見え隠れする太ももがなんとも扇情的である。

「え?なに?ご褒美?俺なんかしたか?」
『ん!一郎いっつも頑張ってて偉いね!今日はメイドの僕に甘えてもいいんだよ?』
「待って無理好きです付き合って」
『もーつきあってる』
「マジか」

語彙力も知能レベルも格段に下がった一郎にレイラはニコニコと笑みを浮かべながら近付く。
白い肌に黒いメイド服が良く似合う。一郎は漸く目の前の状況を飲み込み始め少し冷静になってレイラを見た。

「いや待ってほんと可愛い」
『一郎こういうの好きかなあって思って』
「めちゃくちゃ好き。レイラ本当に好きです」
『知ってる〜、僕も一郎のこと好き〜』

でへへと笑って一郎の胸にダイブするレイラを、一郎は裏心アリアリに抱き締めてそろそろとその手を下へ下へと移動させる。

『えっちなご主人様だなあ』
「いやこんなん襲ってくださいって言ってるようなもんだろ?」
『バレた??最近の一郎優しいばっかりで激しさにかけるなあと思って』
「そうか?レイラに無理させたくねーし」
『んんん〜ちょっと優しすぎかな。もうちょいガッツいてくれると…めちゃくちゃイける』
「…その言葉忘れんなよ?」
『きゃーご主人様こわぁ〜い』

一郎はヒョイっとレイラを姫抱きにすると勝手知ったるレイラの寝室へと足を進める。
ポイッとベッドにレイラを放ると上着を脱ぎ捨て早急に詰め寄った。

「明日立てなくなっても知らねーぞ」
『もちろん!その為に仕事休みでーす』
「んじゃ、遠慮なく…」

重なる唇が、いつもより少しだけ、熱い気がした。


****

いちろ変態にしか書けない…

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作者名:たまの | 作成日時:2018年12月15日 19時

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