部屋 ページ4
Aside
五条「此処だ」
『あ…あぁ』
ガチャ
『し、失礼する』
五条「そんな、かしこまらなくてもいいだろ」
『……』
…案外広いな
五条「遅いから寝ろ」
『あぁ』
_____
?《Aさん》
『ハイ…胡蝶…』
胡蝶《何度言ったら分かりますか》
『………』
胡蝶《あれだけ、怪我をしてないでといいましたね》
『いや…子供が危なかったので、庇っただけですよ』
胡蝶《それは、いいのですが。なぜ、背中を向けて庇わなかったのですか?正面で庇う必要ないですよね》
『はい…おっしゃる通りです』
胡蝶《はぁ…鬼殺隊の最速剣士が…あきれますよ》
『スイマセンデシタ』
胡蝶《次からは気を付けてくださいよ》
『わかった』
_____
『うっ…』
良く寝たな
『!?』
なんで目の前にコイツがいるんだ
五条「あ?起きたかよ」
『離してもらってもいいかな?』
五条「無理だな」
『はぁ?切り刻んでもいいのかな?』
五条「それは、ごめんだな」
パッ
五条「お前、着替えろよ」
『着替えなんてないけれど。俺、呪霊ですよ』
五条「そんじゃあ。これでも着てろ」
パサ
『あ、あぁ』
五条「結構似合ってるな」
『そうか』
五条「行くぞ」
『どこに?』
五条「教室」
『?教室??』
なんだそれ?
五条「まあいい。付いて来い」
『うん』
_____
ガラガラ
?「おっ!その人が」
『人ではないよ。えっと…』
?「私は、家入硝子だ。よろしく」
『俺は、Aだ。よろしく。家入さん』
家入「あんたらAさんに礼儀でも教わりなよ」
夏油「なんでかな。それなら、悟に言っておくれ」
五条「そんなん教わらなくてもいいだろ」
家入「いや、悟は教わっとけ。まじで」
『アハハ…』(苦笑
?「お前ら騒がしいぞ」
『???』
?「お前がか。私は、夜蛾正道だ。コイツらの担任だ」
『よろしくお願いします。夜蛾さん』
夜蛾「これより、実技だ」
五条「誰と」
夜蛾「Aとの組み手の対決だ。術式は、もちろん禁止だ。わかったらグランドに行け」
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作者名:禰華 | 作成日時:2021年5月13日 18時