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武道視点
結局…
壱番隊隊長、場地圭介は神社から去っていった
稀咲「おい、"タケミっち"」
武道「ん?」
何だ?
稀咲「顔と腹、どっちがいい?」
武道「え?何が?」
稀咲「オススメは顔かな?どっち?」
殴られるのか…?
武道「じ…じゃあ、腹?」
俺は、腹に力を込めた
ゴッ
武道「!」
バタッ
そこから意識はなくなった
_____
パチッ
武道「夜?」
そっか…
俺、稀咲に殴られて
気ィ失ってたんだ…
なんで手ェ出しちまったんだろ
武道「痛ってー」
稀咲が参番隊隊長…
東卍のトップとか言ったけど
もう無理かな…
そう言えば
視界に知ってる髪色が…
武道「ん?」
佐野「気付いた?」
武道「マ……マイキー君!?え!?」
バッ
なんで…
マイキー君な……???
佐野「タケミっち。稀咲…気に入らない?」
武道「え!?いやっ…その…」
佐野「組織をデカくするのはしんどいね。新しい風入れたら、出ていっちゃう奴もいる」
武道「あ…」
佐野「夢への道は遠いは」
武道「マイキー君…」
佐野「頼みがあるんだ。タケミっち」
武道「?」
佐野「大事な話があるんだ」
武道「……はい…」
佐野「俺、幼馴染がいてさ」
え…?
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作者名:箔月 | 作成日時:2021年8月22日 19時