22・番外編【佐野真一郎・弍】 ページ22
貴方視点
「……」
不思議な人だ
何故か、この人には何処か惹かれる
認めたくないけど…
なんでだろ…
真一郎「どうした？」
「なんでもない」
真一郎「そうか」
「うん」
賢治「なぁ、シンイチロー。バイク見てくんね？」
真一郎「いいぞ」
賢治「Aは、あっちで待っててくれ」
「わかった」
ﾃｸﾃｸ
真兄は、バイクが好きなのか？
「…わかんないな」ﾎﾞｿｯ
「何がわかんねぇんだ？」
「誰？」
「今牛若狭。ワカって呼んでくれ」
「ワカ兄？」
若狭「おう。お前、賢治の弟か？」
「うん。そうだけど」
若狭「ふーん」ｼﾞｨ
「ん？」
若狭「そっくりだな。アイツに」
「兄弟だから」
若狭「そうかよ」
賢治「あ！おい！ワカ！！俺の弟取るな！！！」
若狭「無理」
ﾋｮｲ
「！？」
真一郎「やめとけ。困ってんだろ」
「……」
困ってないんだけど
すると、誰かが入ってきた
「おい！何してんだよ！！」
「……誰？」
賢治「ベンケイー。静かに入ってくんねェ？Aがびっくりしてんだろ」
「いや、びっくりはしてない」
賢治「あ、そうなの」
「で、誰？」
賢治「荒師慶三って言うんだよ。ベンケイって呼んでやってくれ」
荒師「…ちっさくなった賢治か！！」
賢治「殴るぞ」
「ベン兄！」
荒師「あ？」
「デカイ…」ｷﾗｷﾗ
荒師「……」
ﾋｮｲ
「！」
荒師「どうだ？」
「高い！！すごい！！」
初めてこんなにワクワクした
賢治「ベンケイ！A返せ！！！」
「……」
「うるさいぞ。お前ら」
真一郎「あ、武臣」
武臣「真、なんだコイツ？」
真一郎「賢治の弟だって」
武臣「ふーん。名前は？」
「古宮A。皆んなからは、ミヤトって呼ばれる」
武臣「ほーん。ミヤトか。よろしくな。明司武臣だ」
「武兄、よろしく」
あれ？よくよく考えたら、黒龍って、東京最強の暴走族だよね…？
カッコいい！
俺も、こんなチーム作れたらいいな…
それが、俺が初めて思ったものだった…
__________
作者の部屋
初めての番外編…？
では、ないけど…黒龍メンバーの口調がわからない！！
あってる？？
まぁ、わかんないんで、後々…ね？
番外編は、リクエストくれれば多分書きます！
ので、リクエストよろしくお願いします！
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作者名：箔月 | 作成日時：2021年8月22日 19時
