60 ページ10
貴方視点
手間かけさせやがって
八戒「ゴメンな。タケミっち。もう、とっくに限界なんて超えてたよな」
大寿「…お前は愚かだな…八戒。結局、全てを失う事になった」
八戒「ウッセェ。バカヤロウ。地獄で顔洗って来い、カス。目ぇ覚めんぞ？」
ﾊﾞﾌﾞｰ…
？
八戒「ハハ。幻聴まで聞こえてきやがった」
ﾊﾞﾌﾞｰ
松野「え？」
「！」
違う…
この排気音…
アイツしかいねぇだろ
ﾊﾞﾌﾞｰ
大寿「⁉︎」
武道「この音は」
三ツ谷「マイキーのバブだ！」
大寿「マイキーだと⁉︎」
九井「無敵のマイキー、なぜここに？」
乾「……」
「けど、さっきの排気音。間違いねェ」
アイツが…
何故ここに
武道「マイキー君さえいれば…黒龍に勝てる‼︎」
三ツ谷「……そうかな？」
武道「え？」
三ツ谷「そもそも俺らは、東卍と黒龍の和平協定に背いてここにいるんだ。マイキーは、どう思うかな？」
ｶﾞﾁｬ
ｶﾂﾝ
「マイキー…」ﾎﾞｿｯ
佐野「メリークリスマス。こんな日に、何やってんだよ。お前ら」ﾆｺｯ
ほんとに来やがった…
佐野「……黒龍？」
三ツ谷「マイキー、すまねぇ。俺のせいでこうなった」
八戒「！タカちゃん⁉︎」
三ツ谷「自分で作った和平協定。自分で破っちゃ、世話ねぇよな。見ての通り、黒龍とモメちまった」
佐野「兄貴が気付いたんだ。お前のインパルスの音に…」
「！」
三ツ谷「……え？」
シンイチロー君…？
佐野「そしたら、場地がね。こんなコールがうめぇのは絶ッ対ェ三ツ谷だ！って」
圭介…？
佐野「二人がここに導いてくれた」
三ツ谷「……マイキー…？お前…何言ってんだ？」
佐野「アイツらがお前の敵だな？」
大寿「テメェが"無敵のマイキー"か⁉︎」
佐野「…なんで邪魔すんだ？」
大寿「……あ？」
佐野「まだ"みんな"で走りてぇだけなのに」
「！……」
皆…か…
佐野「三ツ谷とAがいなくなっちまったら、兄貴も場地も悲しむだろ⁉︎」
「…あ゛？」
三ツ谷「……マイキー…。お前…」
ふざけるなよ
未だに仲間扱いか？
俺はそんなもん捨てたんだ
どうでもいい事を作るんじゃねェよ
マイキー
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 60人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：箔月 | 作成日時：2022年1月26日 23時
