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貴方視点
夕方過ぎ…
宇多川キリスト教…
ｶﾞﾁｬ
何処から散策しようか…
「……」
ﾃｸﾃｸ
広っ…
ｷﾞｭｯ
縛る音…？
「？」ﾋｮｺ
少しだけ顔を出してその場を確認した
「…何やってんだ？アイツ」ﾎﾞｿｯ
裏切りか？
半間が松野を縛っている
完全に裏切りじゃねェか
稀咲「……」
半間「てこずらせやがって」
松野「んっ。……っ」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ
半間「兄弟喧嘩の邪魔すんなよ」
稀咲「……」
ﾃｸﾃｸ
2人は去っていった
「……」
しょうがねェし
助けてやるか…
「……」ﾃｸﾃｸ
松野「ん⁉︎」
「騒ぐな。バレんだろうが」
ﾋﾞﾘｯ
口に貼られているテープを外す
松野「ッ…なんで。黒龍が俺を助けるんだよ」
「あ？理由なんざねェよ。気まぐれだ。この俺が、仲間でもねェ奴助けると思うかよ。バーカ」
紐を素手で千切っていく
「言っとくが、これだけだからな」
松野「あぁ」
「じゃあ、俺は行くわ。ボスに色々バレたら面倒なんだよ」
松野「アンタ！名前は…」
「あ？俺か？」
名乗っといた方がいいよな…
「場地Aだ。後、俺が助けたこと言うなよ。…じゃあな」
ﾃｸﾃｸ
_____
松野「場地さん…」
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作者名：箔月 | 作成日時：2022年1月26日 23時
