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貴方視点
翌日…
「……」
分からん…
相澤「いつまで悩んでる」
紙の束で頭を軽く叩かれる
「…いや、私ここに載ってるヒーロー、殆ど知らないんですよ」
相澤「んなことはとっくに知っているよ」
「なら、いつまで悩んでるとか言わないでほしいです」
相澤「はぁ…」
あいうえを順に並んでるのちょっと勘弁して欲しいんだよな…
チャートナンバーが横に表示されているが
そのヒーローの個性があまり分からん
トップ10までの個性は知っているが…
というか、教えられた
常識として
「……」
出来れば私の個性に近いヒーローを選びたいところだが……
「……！」
このヒーローだ
「相澤先生」
相澤「なんだ」
「私、このヒーローにします」
そう言って、記入した用紙を先生に渡す
相澤「！……お前な…」
「良いですよね？」
指名に入っていたんだ
許可しないわけがない
相澤「………わかった、許可しよう」
「ありがとうございます」
なんか嬉しい
というか
職業体験が楽しみだ
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作者名：箔月 | 作成日時：2023年8月10日 11時
