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貴方視点
「………鏡ヒーロー…ミロワール……」
ミッドナイト「ミロワールってフランス語で鏡という意味ね」
「はい。正直のところを言うと…自分のなりたいヒーロー像というのがまだ分からない。でも、今まで社会を反射し続けてきた人生だったから…」
今度は…
社会を反射するのではなく…
「私は、鏡のように来る脅威を全て反射したい。そう思って………」
ミッドナイト先生は黙っている
ミッドナイト「………うん。良いわね！」
「え？」
ミッドナイト「成長したじゃないの、鏡弥さん」
「！………はい」
芦戸「いいね！Aちゃんにピッタリのヒーロー名じゃん!!」
蛙吹「素敵よ、Aちゃん」
「……」
皆…
こんな私に
どうして此処までしてくれるのだろうか……？
静かに席に戻り
緑谷の発表前に
酷い睡魔に襲われた
「ッ……」
駄目…
起きておかないと……
多分だが
"アイツ"が呼んでいる……
次第に瞼が重くなり
ゆっくりと目を閉じたのだった…
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作者名：箔月 | 作成日時：2023年8月10日 11時
