私は捻じれを持つヒーローの卵《2》 (ページ19)

今日:5 hit、昨日:40 hit、合計:15,734 hit

69 ページ19

貴方視点

出店で飲み物を買い

観客席に戻った

上鳴「鏡弥！お前やっぱすげぇな!!!」

「え？」

瀬呂「いや種類多くね!?」

砂藤「流石特待生なだけあるよな！」

「あ、ありがとう…」

葉隠「Aちゃん！隣り空いてるよー!!」

「あぁ…」

葉隠の隣りに座り

飲み物を口にする

芦戸「Aちゃん強すぎー！」

「上に上がるために加減などしてられない」

上鳴「才能あるやつの言うセリフだ……」

才能…か……

「次は常闇とだったな」

常闇「あぁ」

「私が勝つぞ」

常闇「いや、俺だ」

火花が散る勢いで見つめ合う

耳郎「熱くなり過ぎも駄目だと思うけど…」

「………そうだな」

すると

「ザバーンッ!!!」

頭からモロに水を被った

芦戸「Aちゃん!?」

「………何する、フロイド」

召喚してないだろ……

フロイド「え〜？だってさぁ、ジェイドは外出て遊んでんのに、俺は一回も遊んでくれねぇじゃんか〜」

「色々忙しかったからな…」

フロイド「クリオネちゃんが構ってくれたら俺戻るよ〜」

フロイドは私の服を乾かしながらニコニコした笑顔で言ってくる

「………はぁ…次帰ったら遊んでやるから…今回は大人しくアズールに遊んでもらってくれ」←

フロイド「約束だよ？クリオネちゃん」

「あぁ、約束だ」

フロイド「じゃあいいや！じゃあねクリオネちゃん！」

フロイドは私の額に口付けを落とし戻っていった

その瞬間に女子たちから黄色い声が聞こえたのは気の所為だと思いたい

轟「………」