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貴方視点
ミッドナイト「上を行く者には更に受難を。雄英に在籍する以上、何度でも聞かさせるのよ。これぞPulsUltra！
予選通過1位の緑谷出久君!!持ちP1000万!!」
つまり…
緑谷の持ちPを奪えれば
逆転成功ってわけだ
ミッドナイト「制限時間は15分。振り当てられたPの合計が騎馬のPとなり、騎手はそのP数が表示された"ハチマキ"を装着！終了までにハチマキを奪い合い、保持Pを競うのよ。
取ったハチマキは首の上から巻くこと。取りまくれば取りまくるほど管理が大変になるわよ！そして重要なのはハチマキを取られても、また騎馬ガ崩れてもアウトにはならないってところ！」
八百万「てことは…」
砂藤「42名からなる騎馬10〜12組がずっとフィールドにいるわけか…？」
芦戸「いったんP取られても身軽になっちゃうのもアリだね」
蛙吹「それは全体のPの分かれ方を見ないと判断しかねるわ、三奈ちゃん」
「……」
ミッドナイト「個性発動アリの残虐ファイトーでもろあくまで騎馬戦!!悪質な崩し目的での攻撃などはレッドカード！一発退場とします！
それじゃ、これより15分！チーム決めの交渉タイムスタートよ！」
15分か…
どうしよう…
すると…
緑谷「鏡弥さん！」
「！緑谷…麗日……」
緑谷「僕と一緒に組んでくれないかな？」
「どうしてだ？」
緑谷「鏡弥さんの個性、未知な部分が多い分相手から有利になれるんだ」
「………すまないが、私は遠慮する」
麗日「え!?なんで？」
「私は自分の実力で勝ちたい。認めてくれたのはとても嬉しい。けど、私はお前に勝つつもりでいる。だから…すまない」
緑谷「……そっか」
緑谷は少し残念そうな顔をした
「……じゃあな」
緑谷達から離れて
会場の隅にいた
「……なぁ、アンタ」
「……お前は…」
心操人使……
心操「…なぁ、俺と組んでくれよ」
「……【
ｶﾞﾁｬﾝ!!
心操「!?」
「済まないが、個性は禁止だ」
心操「一体…どういう……」
「心操…だったか、私を個性で操るなんて一生無理だ。それで、チームを組むという話だったな…」
心操「あぁ…」
「それは別に構わない」
心操「！どうして…」
「さぁな。とりあえず、騎手はお前がやれ。私は前騎馬をする」
心操「わかった…」
心操は納得のいかない顔をしていた
「……」
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作者名：箔月 | 作成日時：2023年8月10日 11時
