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貴方視点
数十分後…
補助「氷室特級術師!着きました!!」
「ありがとう。君は帳の外にいる潔高君と合流して」
補助「わかりました。氷室特級術師はどうするおつもりで?」
「七海一級術師のサポート」
そう言い
私は帳の中へと入っていく
「……」
濃い呪力…
まさか、一体分でこの濃さ?
すると、体育館から多くの呪力を感じた
「…一般人?」
体育館に一般人が大勢いるってことは…
「先頭はグラウンド側…」
考える暇もないか
とりあえず
呪力を強く感じる場所へと向かう
そこには…
「悠仁!」
虎杖「!先生!!後ろ!!」
「え?」
悠仁の声に従い私は後ろを振り返る
「アハハ!こんなにツイてる日ってある!?」
「!?」
人型のツギハギ呪霊!?
ツギハギ「初めましてのところ悪いけどさぁ!死んでくれない!?」
ツギハギは手のひらを私に向けて触れようとしていた
虎杖「先生!そいつの手に触れたらダメだ!!」
「!」
その言葉を聞き
私はすぐに鎌を取り出し
腕を切り落とした
ツギハギ「!?」
「……悪いけど、そう簡単に殺らねぇからな」
ツギハギ「ハハッ…いいねぇ!もう最高っ!」
「…悠仁、健人は?」
虎杖「ナナミンはさっき吹っ飛ばされて…」
「……そう」
健人のことだからすぐに戻ってくるだろうけど
「それと、吉野順平は?」
虎杖「ッ……」
この反応…
たくさん見てきたからわかる
「…わかった。辛かったね」
虎杖「!」
「でも、今はコイツを祓うことに集中して。悲しむのはその後」
その後にたくさん悔めばいい
その後で……
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作者名:箔月 | 作成日時:2023年7月17日 17時