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貴方視点
「ふぁ……」
なんか眠たいなぁ…
悠仁の面倒を見てるし
それに任務が重なるし
そう考えると
呪術師って社畜だよな…
「……」
そう考えていると
何故か建物が半壊した
「……………は？」
え？
なんで急に壊れるんだ？
というか、今一瞬だったけどいたよな？
"東堂葵"が
「…はぁ」
なんか面倒なことになったんだろうな…
「……」
自販機あたりにいるかな？
静かに怒りながらも
ゆっくりとした足取りで自販機のある所へと向かう
そして…
案の定
言い合ってるそいつ等を見つけた
「……ねぇ、何をしているのですか？」
それを言い終わるのと同時に術式を発動させ
足下を凍らせる
一同「！」
真希「A…」
「お久しぶりですね、禪院真依、東堂葵」
東堂「久しぶりだな、Ms.氷室」
真依「あら、特級術師さんが何の用かしら？」
「……はぁ、葵」
東堂「ん？」
「建物の半壊は流石にやりすぎです。残穢を見る限り、恵と戦ったのでしょう。ですが、実力差を考えてください。
戦った理由は、大方予想が付きますが……。どうせ、好みの女性について聞いて、残念がった結果が招いたことでしょう………。ですが、恵は無事では済んでいないはず…」
東堂「フッ、流石だな」
葵は凍っていた足を力技で無理くり動かした
「……」
真依「ちょっと！この氷さっさと消してもらえないかしら」
「……あぁ、そうですね」
術式を解除すると
動こうとしていた野薔薇が拍子にこけてしまった
釘崎「痛た………」
「ごめんなさい、野薔薇」
釘崎「氷室先生…」
野薔薇の手をそっと握り、立ち上がらせる
「今度新しいジャージ買いに行きましょうか」
釘崎「はい！」
「葵、アナタが珍しく東京に来たのには理由があるのですよね？行かなくてもいいんですか？高田ちゃんの個握」
東堂「む、そうだった。付いて来い、真依」
真依「もうっ、勝手な人!!」
真依は慌てて葵の後ろをついて行く
が、突然立ち止まり
後ろを振り返った
真依「アンタ達、交流会はこんなもんじゃ済まないわよ」
そう言って真依は再び歩き出した
釘崎「何勝った感出してんだ!!制服おいてけゴラァ!!」
真希「やめとけ馬鹿。ここじゃ勝っても負けても貧乏クジだ。交流会でボコボコにすんぞ」
釘崎「……ねぇ、真希さん。さっきの本当なの？呪力がないって」
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作者名：箔月 | 作成日時：2023年7月17日 17時
