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貴方視点
それからしばらくすると
二人は戻ってきた
「おかえりなさい、悠仁、五条先輩」
五条「たっだいま〜!」
虎杖「ただいま!」
「フフッ…。どうでしたか?五条先輩の実力は」
虎杖「なんか凄かった!!」
なんか凄かったか〜
「それは良かったですね」
こりゃビックリだ
あれを凄かったで済ます奴なんて悠仁だけだな
虎杖「氷室先生も領域展開使えるの?」
「えぇ。これでも私は先輩に劣りはしますが、場数は踏んでいるので」
五条「それに、Aは僕の親戚だしね〜。才能ないわけ無いじゃん?」
五条先輩がそう言うと悠仁は口を大きく開いたままだった
五条「悠仁?」
虎杖「……えぇ!?氷室先生と五条先生って親戚なの!!??」
「あれ?言ってませんでしたか?」
虎杖「いや言ってない言ってない!!!!」
まじか……
五条「僕達結構似てるでしょ?」
五条先輩が目隠しを降ろし私の横へと並ぶ
虎杖「う〜ん……そっくり…」
悠仁は手を顎に当てながら「いや〜?五条先生の方が目の色薄い…?」なんて言っている
そりゃそうだ
先輩の目は六眼
私の目は別に特別ってわけではない
見た目だけだ
それ以外はあまり似てないと思っている
周りはどう思ってるかわからないけど
虎杖「(いや…マジでそっくりだなぁ。兄妹って言われてもわかんないかも……)」
五条「あ。そうだ、A」
「はい?」
いつの間にか目隠しをしていた先輩に話しかけられる
「何かあったんですか?」
五条「未登録の特級2体と遭遇したよ。2体共知力があったけどね」
「はぁ!?」
未登録の特級2体に加えて知力があるって…
そんなの…
そんな大事な事を…
五条「A?」
「なんで帰って来てすぐに言わねぇんだよ!!!!」
虎杖「へ?」
「未登録の特級呪霊の情報は直ぐにでも共有すべきだろうが!?んなもんも知らねぇのかよ!あ゛ぁ゛!?」
虎杖「ひ、氷室…先生……?」
「あ゛?」
五条「A、落ち着いて」
「んだよ!」
五条「悠仁いろいろ追いついてないから」
その言葉で正気に戻る
「………あ」
虎杖「え?先生が……?へ?ん??」
やってしまった……
虎杖「ご、五条先生……」
五条「ん?どうしたの?」
虎杖「氷室先生、急にキャラ変したけどどうしたの……??」
と…悠仁が先輩に聞く
五条「あ〜これがAの素だよ?」
虎杖「え?」
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作者名:箔月 | 作成日時:2023年7月17日 17時