検索窓
今日:15 hit、昨日:58 hit、合計:28,047 hit

14 ページ14

貴方視点

医務室…

「え?あの…先輩方…これはどういう……?」

硝子「なんか生き返ったみたい」

「え………?生き返…った?」

虎杖「おう!なんか戻ってきたわ」

「………よかった」

突然のことに驚きはしたが

心がホッとした

よかった…

無事で……

「……」

また失ったのかと思った…

五条「A、ちょっといい?」

「あ、はい」

なんだろう?

そう思いながらも先輩2人の後ろをついて行き

廊下を並んで歩く

硝子「あー報告修正しないとね」

確かに…

悠仁の生存が確認されたから報告書は修正しなければならなくなったのか…

五条「いや、このままでいい」

「え?」

何故?

五条「また狙われる前に悠仁に最低限の力をつける時間が欲しい。記録上、悠仁は死んだままにしてくれ」

硝子「んー?じゃあ虎杖はがっつり匿う感じ?」

五条「いや、交流会までには復学させる」

「どうしてですか?」

ふと疑問に思った

死んだままにしておくのなら匿うように思えるのだが…

五条「簡単な理由さ。若人から青春を取り上げるなんて許されていないんだよ。何人たりともね」

「…………」

青春を取り上げることは許されていない…か……

「フッ…」

やっぱり…

五条「Aー早くー!!」

「はい!」

私は、五条先輩に敵わないかもしれないな…

_____
NO視点

数刻前…

とあるファミレスで呪霊と呪詛師が話し合っていた

呪詛師「…現状消されるのは君たちだ」

呪詛師が呪霊に向って軽い笑みを浮かべながら伝える

呪霊「だから貴様に聞いているのだ。我々はどうすれば呪術師に勝てる?」

呪詛師「戦争の前に、3つ条件を満たせば勝てるよ」

3を示しながらそっと口を開く

呪詛師「五条悟を戦闘不能にし、両面宿儺、虎杖悠仁を仲間に引き込む」

呪霊「あと1つはどうした。それに、死んだのであろう?虎杖というガキは」

呪詛師「……最後の1つは、両面宿儺の地雷であろうと思われる、特級呪術師の氷室Aをコチラに引き込むことだ」

呪霊「何者なんだ?その氷室とかいう人間は」

呪詛師「両面宿儺にとって失いたくは無いはずだよ。それだけ彼女が大事なら…ね」

呪詛師の頭では氷室Aの姿が頭をよぎる

呪詛師「(_________と良いね。氷室A……)」

呪詛師は怪しい笑みを浮かべていたのだった

15→←13



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (73 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
351人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:箔月 | 作成日時:2023年7月17日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。