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貴方視点
翌日…
「え…?悠仁達を"例"の少年院に?」
五条「そっ。上からの指示でね。僕は正直嫌だけど、今回ばかりは上が言うことを聞いてくれなかったんだ」
「……あの任務って最悪特級案件でしたよね。それを、1年の彼らでは…」
五条「まぁ、大丈夫だと思うけどね」
「その自信…一体何処から出てくるんですか。もし、あの子達が死んでしまったら!」
五条「その時はその時、どうにかするよ」
「………ならいいですけど」
この人が言うこの全てが心配なんだよな……
五条「なんか変なこと思ったでしょ」←
「そんなわけないじゃないですか」←
五条「ふーん……ならいいけどさ」
「拗ねてる暇があるなら報告書制作してください。先輩、自分自身がどれだけ報告書を溜めているのかはご存知ですよね?」
五条「えぇー!伊地知にやらせればいいじゃんか!」
「彼が可哀想なので止めてください。私の後輩をいじめないでください。嫌いになりますよ」
五条「それは嫌だ!!Aに嫌われるのだけは嫌だ!!!」
そう言って急に5…3歳児並の駄々をこねだした
「………」
マイキーみたいなのが身近にいたからかすごい呆れてしまう
それに
あの時はまだ中学生だったからセーフだと思った
けど、この人28歳…
良い歳の大人が何やったんだか…
それにこれでも五条家当主だ
可哀想だな……
こんなのドラケンも見たら目痛くしそう
親戚がこんなのだと思いたくない…
というか青宗兄もだいぶおっとりしてる気が……
「………」
五条「ん?どーしたの?」
「…………いや、私の親戚でまともそうなのが憂太しかいないなぁ〜って……」
五条「え?僕は??」
「28歳児は黙ってください」←
青宗兄も怒ったら怒ったで何処からか鉄パイプ持ってきてたなぁ〜
懐かし←
「ふぅ…」
……そんなことを考えていたが
何故か不穏な気配は途絶えなかった
「……」
なんだろ…
この感じは…
_____
「……………見つけたぞ」ニヤッ
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作者名:箔月 | 作成日時:2023年7月17日 17時