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貴方視点
次の日…
「あれ?恵、どうしたんです?その怪我」
伏黒「あ…氷室先生……」
伏黒恵
1年の一人目で五条先輩が育て親のような子
私も学生時代何度か交流があったのだ
「酷い怪我。すぐに治さないと」
伏黒「はい。だから、今から医務室に」
「そっか。私が治してあげたいですけど、まだ仕事が残ってるので…ごめんなさい」
伏黒「謝らないでください」
「あはは……」
真顔で言われてもね……
伏黒「そういえば、聞きましたか?宿儺の器の話」
「うん。昨日五条先輩から連絡がありました。スマホにびひ入れちゃいましたよ」
伏黒「……そうですか」
「うん。確か、恵が仙台に宿儺の指回収しに行った時のことでしたよね」
伏黒「はい。俺を助けるためにそいつは指を飲み込みました」
「え?あの指を?」
伏黒「はい」
「……そっか。じゃあ。医務室にいってらっしゃい!」
伏黒「はい。失礼します」
恵は医務室へと歩き出した
「……」
宿儺の指を…
飲み込んじゃったんだ…その子……
「だいぶ面白そうな子が入学しちゃったもんだよ…」
五条先輩の好奇心が薄れない気がしてきた…
というか
そんな気がするんだよなァ…
「はぁ……胃に穴空きそう…」
反転術式で治せるけど…
まぁ
生徒になるわけだし
仲良くしないとね
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作者名:箔月 | 作成日時:2023年7月17日 17時