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武道視点

武道「千冬うぅぅ‼︎!」

嘘だ…

コレは悪い夢だ

こんか簡単に、千冬が死ぬはずねぇ‼︎

A「稀崎ィ‼︎テメェ‼︎」

稀崎「東卍の事を頼まれて、気分はどうだ?安心しろ。お前らもすぐに逝かせてやる」

そして稀崎は、俺の頭に銃を当てる

稀崎「なんだお前は?最後の顔がそれか?」

A「待て‼︎」

武道「!」

エリック君?

稀崎「あん?テメェはそのうち死ぬだろ?」

A「んな事聞いたんじゃねェよ。稀崎。テメェ、一体東卍をどうしたいんだよ。

東卍は‼︎テメェみたいな奴のために作られたんじゃねェ‼︎"俺ら七人で立ち上げたチームだ‼︎"

お前みたいな奴の欲望を満たす為に作られたわけじゃねェ‼︎どうせ!マイキーが消えた理由もそうだろ‼︎テメェのせいでマイキーは壊れた‼︎

俺らは壊れたんだよ‼︎今となっちゃ、他のメンバーもテメェの操り人形だ。けど、あの時の気持ちは変わんねェ‼︎」

武道「!」

あの写真の七人目って、エリック君だったってことか‼︎

A「…俺は、私は‼︎あの時の東卍を取り戻してェだけだ‼︎"私達の宝だった東卍"を‼︎ガキだった頃の夢を‼︎

タケミチ‼︎お前は、圭介の後を継いで壱番隊隊長になったらしいな」

武道「!」

A「なら‼︎その誇りを捨てるな‼︎私たちは、お前の足枷にもなれねェかもしれねェ!けど!!」

ドガッ

A「ガハッ」

ボタボタ

稀崎「いつまで喋ってんだよ。ウルセェな」

A「ゴホッゴホッ」

稀崎「まぁいい。お前は最後に始末してやる。せいぜいそこで見てろ」

A「…ギリッ」

稀崎「おい花垣。そんなモンなのか‼︎?あ‼︎?」

A「タケ…ミチ…」

稀崎「………残念だ。じゃあな。俺の、"ヒーロー"」

ドンッ

すると、あたりが暗くなった

ガシッ

「担ぐぞ。声出すな」

武道「へ?」

誰だ!?

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作者名:箔月 | 作成日時:2022年1月16日 2時

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