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武道視点
松野「…はい」
まさかの展開…
稀崎「エリックも付き合え」
エリック「はい」
稀崎「場地に…この乾杯を」
ｺﾞｸｯ
稀崎が変わった
いい奴になっていた
武道「ビールないっスかね？」
もしかしてこれって
めっちゃいい未来なんじゃねぇの？
_____
そして、酒を飲み終わってしばらく
稀崎「はぁ。久しぶりに楽しかったよ。……最後に、一ついいか？」
武道「……え？」
稀崎「さっき、場地が死ぬとは思わなかったって言ったけどよ」
武道「……？」
何のことだ？
すると、稀崎から衝撃的な言葉を耳にする
稀崎「…あれ、嘘だ」
松野「……」
武道「え⁉︎」
どういうことだ⁉︎
嘘？
稀崎「俺が一虎を使って場地を殺した。そして、今からその続きを始める」
続き？
なんの続きだよ⁉︎
ｶﾞｸﾝｯ
あれ？
視界が…
ﾄﾞｻｯ
_____
ﾊﾟﾁ
武道「はっ」
此処は…さっきの…
…⁉︎
動けねぇ！！
武道「え⁉︎」
意識が覚醒すると、自分が拘束されていることに気がついた
一体、どうなってんだ⁉︎
武道「なんだコレ⁉︎」
松野「タケミっち…」
武道「‼︎千冬‼︎?お前…どうしたんだよ、その怪我‼︎?」
エリック「ｶﾞﾊｯ…」
武道「⁉︎」
エリックのお腹を見ると、短刀が刺さっていた
稀崎「随分と寝たなぁ…花垣」
稀崎！
もしかして！
睡眠薬を盛られたのか‼︎」
すると、エリックの横顔を見て
とある人の顔が思い浮かんだ…
武道「場地君…？」ﾎﾞｿｯ
稀崎「松野千冬。鬱陶しい奴だよ、お前は。12年前の事をいまだに忘れず、俺に噛み付く。
そして、場地A」
武道「⁉︎」
場地A？
A「……ｷﾞﾘｯ」
稀崎「兄の為にわざわざ俺を調べ上げやがって…。場地圭介のリベンジか？」
武道「え？」
兄の為？
ﾄﾞｽｯ
松野「くっ」
武道「やめろ！稀崎！」
ﾄﾞｶﾞｯ
A「う゛っ…」
稀崎「いい加減片割れや。東卍のユダはテメェらだろ⁉︎ったくよー、しょうもねぇ事警察にチクりやがって」
ﾄﾞｯ！
ﾄﾞｶﾞｯ
松野「違う‼︎あれは警察の暴走だ‼︎」
A「俺らの目的は、テメェを東卍から追い出すことだけだ！！！！」
二人とも…
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作者名：箔月 | 作成日時：2022年1月16日 2時
