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貴方視点

次の日

「行くぞ」

立原「はい!」

如月「承知」

貴志川「あぁ」

_____
真選組本拠点

「すいません」

隊士1「はい。どうしましたか」

「ここに知り合いが居るんですが」

隊士1「はい。少し待ってください」

グシャ

「な、なんなんだ!お前ら!!」

山崎か…

如月「殺しますか?」

「…いや。足を潰しておけ」

如月「はい」

ズシャ

山崎「グァ……」

テクテク

隊長2「貴様!何者だ!」

グシャ

隊長2「!」

ドガーン

「!」

立原「零月様!」

「副長の土方十四郎だ。妖月隊共、神妙にお縄に付きやがれ」

立原「大丈夫ですか」

「平気だ」

「土方さぁーん。もう一発打ちやすか?」

土方「勝手にしろ。総悟」

沖田「へーい」

ドガーン

「貴志川」

貴志川「へいへい」

ドンッ!

立原「よくも、零月様を」

ジャキン

土方「お前らが直々に来てくれるとわなァ。

如月治。貴志川雄一。立原彩」

沖田「そして、妖月隊の総督」

「冬崎零月だ。真選組、局長近藤勲の首を取りに来た」

沖田「そんなもん、取らせるわけないでさァ!!」

キンッ!!

「…」

沖田「チッ」

立原「零月様!!」

土方「テメェ。殺す」

ガンッ

「…そうか」

グサッグサッ

沖田「グッ…」

土方「ッ…」

「…そんなものか。真選組」

ガシッ

「!」

バッ

沖田・土方「「!!」」

「…」

土方「A?」

「誰の事だ。俺は、冬崎零月だ」

沖田「何言ってんだ!!」

「…」

ガンッ

沖田「ッ…。お前は、真選組一番隊副隊長!土方Aでさァ!!」

ズシャ

土方「ガァ…」

沖田「ッ…」

如月「零月様。大丈夫ですか」

「大丈夫だ」

「一度引くぞ」

如月「承知」

立原「わかりました」

貴志川「わかった」

テクテク

沖田「ッ…。行くな!!A!!行くな!!」

「…行くぞ」

テクテク

沖田「どれだけ逃げても…必ず見つける!!必ず見つけてやる!!」

如月「こちらを」

パサッ

「ありがとう。…沖田総悟」

沖田「!」

「それ程までに過去に縋るのか?もう、俺は存在しない。それでもか?」

沖田「それでも!俺は、必ず連れ戻してやりやすよ」

「…そうか」

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作者名:箔月 | 作成日時:2021年6月1日 19時

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