え？ちょっと待って。ここどこ？

問題 ページ20

『て言っても問題は戦力なんだよな〜』



王子達は外まともに出たの今回が初めてじゃん
=戦えない訳じゃん
悪いように言えば足手まといじゃん
今から特訓するにしても時間がないじゃん









どうするよコレ

な｢あの2人呼べるかな｣

『…………あ〜あの2人ね｡呼べるかどうか分かんないけど？』

そ｢誰の事言ってんの？さっき言ってた元ヤン？に関係してんの？｣

『うんそだよ｡まぁその2人はまだ現役のヤンキーだけどね』

な｢俺ら程ではないにしろかなりの戦力者だぞ｣

『まぁあらきがいてくれたらすぐに終わるんだけどね……』

な｢それは言うな｣









どうやって呼ぼっかな
あっちの世界に渡れないのかな









まふまふside









言った方がいいのかな
でも成功したのかも分かんないし









もしAちゃんが持ってるんだったら？









確かめなきゃ


ま｢ねぇ、Aちゃん｣

『なに？まふ』

ま｢手紙って持ってたりする？薄い水色の｣

『う〜ん、……あ!コレ？なんか頭の上に落っこちて来たヤツだけど？』

ま｢!!そらるさん｣

そ｢……うん、成功してる｣

う｢マジで成功したのか…………｣

坂｢え!?すご!!｣






やった成功した!!
………………ホントに成功するなんて、




『？なんの話してんの？』

ま｢それ、僕とそらるさんが出した手紙なんです｣

な｢え、どういう事？これどうやって俺らに送ったの？｣

そ｢えっとね、土の中に埋めたんだけど確か……たいむかぷせるって言ってたかな｣

『え、いつ埋めたの？』

ま｢城から出てすぐです!ね!｣

坂｢おう!｣

な｢俺らと初めて会ったのはそれからどれくらいたった？｣

う｢埋めてすぐ近くの曲がり角曲がったとき｣

『速効性なの!?てかその情報も本から!?』

そ｢うん全部本に書いてた｡でも本とは違って空から落ちてきたんだよね？｣

な｢うん｡…………あ、宛先書いてなかったからじゃね？｣

ま｢え？宛先書きましたよ｣





書いたよね？僕







『あ、書いてる……………………〔自由をくれる人へ〕って』









やっぱり


ま｢それ、間違いなく僕が書いたものです｣









神様は存在してるのかな



な｢うぇ！マジ？｣







僕らにここまでの助けを出してくれる
そして新しい難関だって出してくる









本当に神様は意地悪で優しい人だな


ま｢これでその2人も呼べると思います!｣

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