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どんどん光が強くなる。
暖かい光。
懐かしい気がする。
目を開くと、見慣れない天井。
周りには機械。
そして、機械と私を繋ぐ管が何本かある。
口元には酸素マスク。
━━━━━ここは、病院..？
誰も居ない病室に一人。
何だか寂しい気持ちになる。
ボーッとしていると、
男の人が一人入ってくる。
「..！A！俺が誰だかわかるか？！」
目を見開き、こちらへ寄る男性。
そんな事言われても、
見覚えがない。
声も出せないため、
首を横に振る。
「ｯ..そ、うか...。」
残念そうにしていたが、
すぐに笑顔になり、
自己紹介をしてくれた。
「俺は、朝霧だ。お前の担当だ。」
私には持っていない、素敵な笑顔。
胸が締め付けられた気がする。
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作者名：雪姫 | 作成日時：2022年5月23日 22時
