不 良 学 校 . 【HQ】Part3

転校して107日目 ページ27

Aside




『………ん、』




私は目を覚ました



『(私はどのくらい寝ていたのだろう…)』



夜久さんのおかゆを食べたあと私は風邪薬を飲んですぐ寝てしまった




そのおかげか身体のだるさはだいぶマシになり、1人でも歩けるぐらいには回復していた



私はベッドから起き上がりドアの元へと歩き出した


そしてドアノブに手を掛けドアを引こうとした瞬間




『…ぅわｯｯ』


黒「…っと、」



黒尾さんとぶつかりかけた


どうやら黒尾さんもあちら(リビング)から寝室に入ろうとしたらしく、たまたまドアを引くタイミングが被ってしまったのだ



黒「タイミングが悪かったな、体調の方は大丈夫か？」


『…はい、夜久さんのおかげでだいぶ回復しました』





"ならよかった"と無邪気に黒尾さんが笑い、頭を撫でられた


黒尾さんに頭を撫でられるのはこれで(多分)2回目であるがやはり恥ずかしさには勝てないためそっと手を振り払った



リ「あーー！Aさん！！もう大丈夫なんですか！？」


黒尾さんの後ろからひょこっと顔を出し私に問いかけてくるリエーフ


リエーフの声に釣られてか他の猫グループのメンバーも大丈夫？と声を掛けてくれた



ひとりひとりに言うことはなく、その場でみんなに"もう大丈夫です"と言った私であったが今更になって後悔と罪悪感に襲われていた




『……大変ご迷惑をおかけしました』



私がそう頭を下げると夜久さんに優しい声で


夜「さっきも言ったけど迷惑なんて思ってないよ、桜山さんが回復してくれてよかった」



夜「今は謝罪よりも御礼のほうが嬉しいかも！」


なんておちゃらけた様子で言われたもんだから私は少し泣きそうなりながらも





『、、そうですね。ありがとう、ございました』



と返した





・* ✩ * ・* ✩ * ・*


HAPPY BIRTHDAY 私！！！！
19歳になりました！！！

本編と関係なくてごめんなさい！！

これからも頑張って更新していく予定なので今後共おつきあいしていただけたら嬉しいです (ｉ_ｉ)！！

コロナに負けず生きていきましょう！

2020-4.20

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