三三.島に着いたってさ ページ42
部屋に戻ってからは、各自自由に過ごしていた
私もベッドでゴロゴロしながら左手首にブレスレットをつけ眺めていた
サ「島だー！！！島が見えたぞ！！
ユラーーーー！！」
でかい声だな！
まぁ、嬉しい気持ちは分かるけどな
ベッドから起き上がり甲板に出る
『おー！ホントだー
結構賑わってそうな島じゃん、良かったねー』
ゼフさんも私の横に来て嬉しそうに見ている
サンジは目をキラキラさせて手すりに乗り出すように見ている
んー・・・なんかお別れの予感がするなー
まだ透けてないけど、今回の目的はおそらく二人を送り届けることだろうし・・
嬉しそうにしている二人の顔をチラッと見てすぐに島に視線を戻す
そうこうしているうちに船を岸につけ上陸準備が整った
ゼフさんが財宝の袋を持ちサンジと一緒に船を降りる様子を甲板から見ている
ゼフさん・・袋の持ち方サンタさんみたい
ゼフサンタだったら、私はかなり嬉しいな！
変なことを考えている間に二人が上陸した
その瞬間、体と船が透けだした
あぁ、やっぱりなー
船も一緒か、私のだもんな
『サンジー！！ゼフさーん！！』
二人に大きく手を振る
サ「ん？ユラも一緒に・・！！」
透けていくユラに気づいたようだ
ゼフさんも透けていく様子を見て驚いている
『私、タイムススリップ能力者なんだー
自分じゃ制御出来ないから、今回はここでお別れみたーい』
サ「みたーいって・・そんなの聞いてない！！」
うん、言ってないな
ごめんよ
俯くサンジの頭にゼフさんが優しく手を乗せる
ゼ「レストランの名はバラティエだ！！
お前は特別にタダで食わせてやるから、必ず顔を出しに来いよ！」
『いいの！？絶対行くー！
サンジ！・・サンジの料理も楽しみにしてるから！私より料理上手になってないとダメだからね！』
サ「あ、当たり前だ！すぐに追い抜いてやるから！」
泣くのを我慢しながら力強く言い切った
『ふふ、じゃあね』
二人にいつもの飴をポンと投げ渡す
ゼフさんは上手くキャッチしたが、サンジはおでこに当たって痛！って言ってる
ゼ「いろいろ、ありがとな」
ユラはふわっと笑い、消えた
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ゆらゆら(プロフ) - 菖蒲さん» 可愛く見えてて良かった！！ちょっと安心しました！ありがとうございます！ (2018年3月10日 22時) (
レス) id: 1fc7507756 (このIDを非表示/違反報告)
ゆらゆら(プロフ) - 紅葉さん» ありがとうございます！！張り切って続き考えますねー！ (2018年3月10日 22時) (レス) id: 1fc7507756 (このIDを非表示/違反報告)
菖蒲 - 主人公ちゃんが可愛くて、登場人物もとても可愛くて面白かったです！更新これからも頑張ってください！！ (2018年3月10日 20時) (レス) id: efadc85eb3 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - めっちゃおもしろいです！続きめっちゃ気になります！体に気をつけて頑張ってください！楽しみに待ってます！ (2018年3月10日 18時) (レス) id: cfdb26c000 (このIDを非表示/違反報告)
ゆらゆら(プロフ) - はずりんさん» 嬉しい感想ありがとうございます！ぼちぼちと更新していきますね(*´∇｀) (2018年3月9日 22時) (レス) id: 1fc7507756 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆらゆら | 作成日時：2018年2月27日 12時
