二六.新たな出会いへ ページ34
思う存分泣いたドフィは電池が切れたように眠ってしまった
そんなドフィと気を失ったままのロシィを抱きかかえ連れて帰った
父親は街の人たちに見つからない所に隠して置いてきた
目が覚めたら逃げれるように
眠っているドフィと気を失ったままのロシィの手当てをしたあと
二人の様子が心配で側で寝顔を見ながらうとうとしていた
ガバッ！
ロ「ぅ・・ヒクッ・・ユラ・・お姉ちゃん！！」
び、びっくりした・・
ロシィの意識が戻ったようで急に起き上がり私の顔を見るなり泣き出した
膝の上に乗せ抱きしめる
『もう、大丈夫だよ
怖かったね・・大丈夫だから』
トントンと背中を軽く叩きながら震えながら泣くロシィに言い聞かせるように優しく声をかける
『ごめんね、もっと早く助けてあげれなくて・・』
ロシィは泣きながら首を横に振っていた
ドフィといいロシィといいホントいい子たちだな
『ロシィ・・ロシィはとっても優しい心を持ってる、その心があれば何にでもなれるよ』
ロ「ヒクッ・・ヒクッ・・何にでも？
でも、僕は・・兄上みたいに強くないよ・・」
『ちゃんと強いよ・・ドフィも強いけど、ドフィみたいにならなくていいの
ロシィは、ロシィの信じる強さを見つけたらいい
ロシィなら絶対大丈夫だから！』
ロ「僕・・ユラお姉ちゃんを守れるくらい強く・・なりたい・・」
大丈夫大丈夫と安心するまでいい続けた
ロシィはしばらく私に抱きついたまま泣いていたが、そのまま寝てしまった
だから、一緒に布団に入り二人を抱きしめるようにして寝た
次の朝、二人より早く起きた
さすがに昨日は疲れたのか、まだまだ起きて来なさそうだ
『ちょっといつもより豪華な朝食にするかなー』
ドフィとロシィの好きなものをたくさん作った
『げっ！！マジか！！』
気づくと体透けてきていた
タイムスリップするようだ・・
急いで置き手紙を書き、いつもの鞄を肩にかけ寝ている二人の元へ行く
『ドフィ・ロシィ・・仲良くね
行ってきます』
二人の頭を優しく撫で、消えた
ニ七.また幼少期？ウェルカムだ！→←二五.辛いときは泣けばいい
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 411人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆらゆら(プロフ) - 菖蒲さん» 可愛く見えてて良かった！！ちょっと安心しました！ありがとうございます！ (2018年3月10日 22時) (
レス) id: 1fc7507756 (このIDを非表示/違反報告)
ゆらゆら(プロフ) - 紅葉さん» ありがとうございます！！張り切って続き考えますねー！ (2018年3月10日 22時) (レス) id: 1fc7507756 (このIDを非表示/違反報告)
菖蒲 - 主人公ちゃんが可愛くて、登場人物もとても可愛くて面白かったです！更新これからも頑張ってください！！ (2018年3月10日 20時) (レス) id: efadc85eb3 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - めっちゃおもしろいです！続きめっちゃ気になります！体に気をつけて頑張ってください！楽しみに待ってます！ (2018年3月10日 18時) (レス) id: cfdb26c000 (このIDを非表示/違反報告)
ゆらゆら(プロフ) - はずりんさん» 嬉しい感想ありがとうございます！ぼちぼちと更新していきますね(*´∇｀) (2018年3月9日 22時) (レス) id: 1fc7507756 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆらゆら | 作成日時：2018年2月27日 12時
