Phalaenopsis and the King

写真集 ページ33

グラビの共有ルームにグラビプロセラの年中年少組が集まってテーブルを囲んで1冊の本を見ている

陽「おー、これすっげぇ綺麗じゃね」

夜「あっこれ確か俺と出てたドラマの時のだよ」

新「本当にAさん美人だよなー」

駆「うんうん」

恋「優しいし」

涙「うん、優しい」

郁「あっこれ！この間のバラエティーでやってたやつですね」

葵「これ、俺も知らなかったんだよね」

陽「葵ちゃん、こんな美人が姉なんて羨ましいわ」

新「それな」

見ているのはこの間発売された写真集
陽が買ってきたのを皆で見たいるのだ

夜「涙も写ってるね」

涙「これ、ドラマの休憩の時の」

陽「あー、海と始さんも出てたヤツな」

涙「うん」

郁「涙も嬉しそうだね」

涙「うん、Aはお姉ちゃんみたいで好き」

新「葵、弟の座取られるぞ」

葵「新」

夜「でも本当にAさんと葵は仲良いよね」

駆「そうですよね」

恋「マイナスイオン出てますもんね」

葵「マイナスイオンって」

陽「確かになー、それにAさんと始さんが一緒にいないのも想像出来ねぇけど」

郁「確かに」

涙「隼が騒ぎそうだね」

皆−涙「あー…」

新「まぁ、始さんもAさんの前だと常に穏やかだからなぁ」

陽「葵ちゃんからしたらちょっと複雑じゃねぇの？」

葵「えっ、そんなことないよ。むしろ始さんで良かった」

新「確かになー」

葵「始さんだから姉さんを任せられるかなって。なんて、偉そうだけど」

夜「葵」

涙「でもA言ってたよ」

郁「なにを？」

涙「葵が弟で本当に良かったって。葵とも一緒に住めるようになって嬉しいって」

葵「姉さんが」

陽「あー！ホント羨ましい!！」

夜「ちょっと陽」

新がチラッと葵を見る
葵は嬉しそうな顔をして微笑んでいた
これからもこの姉弟が仲良く、始とAが幸せでいれたらと思うのは皆一緒だと思うのだ

雑誌撮影→←共有ルームにて

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