Phalaenopsis and the King

旅行2 ページ28

始はご満悦でお風呂に行き、Aは疲れてしまいしばらく動けず始が出てからお風呂に入った
お風呂も凄く広くて綺麗で素敵だった
お風呂から出て始の隣に座る

｢お風呂凄く広くて素敵だったね｣

始｢あぁ、ゆっくりできたな｣

｢ふふ、なんかお姫様にでもなった気分｣

始｢お前は女王様らしいぞ｣

｢もー、それ隼が言ってるだけよ｣

でも王様の隣にはやっぱり女王様
始が王様なら女王様でいたいかも、なんて思ってしまう
なんだか恥ずかしくなって始の肩に頭を乗せる

始｢どうした？｣

｢んー、始とこんなにゆっくり出来るのもあまり無いしなにより2人だけだからちょっと甘えて見ようかなって｣

始｢そうか｣

あっ笑った
って思ったら頭を撫でる始の手の感覚
この時間が大好き

｢そーいえばこの間葵に膝枕してもらった｣

始｢見てた、本当に仲良いな｣

｢葵は大事な弟なのでもね｣

｢始も大切で大好きな人よ｣そう言って始にキスをした
自分からすることなんてあまり無い
始も驚いた顔をしてたけど、唇が離れる前に頭を抑えられ始に主導権が移る

始｢お前はどれだけ俺を煽るんだ｣

｢っ煽ったつもりは無いのだけど｣

始｢天然か｣

｢始、人の事言えないでしょ｣

そんな会話をしていたらチャイムがなり、夕食が運ばれてきた
夕食も凄く豪華で本当に贅沢してるなぁなんて思った

夕食を食べ終わって2人でティータイムを楽しんで、その後は2人で横になって話をした。

始とのこの時間が終わってしまうのがちょっと寂しい、そう思って始に抱きつけば始は抱き締め返してくれて
始の暖かさに眠気が来ていつの間にか眠ってしまっていた

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