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「さぁーくらーいくーん」
翔「どうした急に」
大野くんの直接がだめなら、櫻井くんから攻めようということで。
1時間目が終わってすぐに櫻井くんの教室へと向かった。
突然の私の訪問に驚く櫻井くんをよそに、強引に話を持っていく。
「大野くんとお友達なんだよね？」
翔「大野智？まぁそうだけど」
「バンドに入ってもらえるように説得してくれないかなぁ？」
翔「…もしかして、ボーカルでいい人がいるって、智くんのことだったの？」
流石櫻井くん。話が早いです。
「そう！そうなの…私がどれだけお願いしてもぜーんぜん！首を縦に振ってくれないんだよ」
櫻井くんは少しだけ可笑しそうに笑って。
翔「そりゃあの人が進んで前に出たらすごいよ。
基本なんでも面倒くさがるからなぁ。」
「だから、お友達の櫻井くんが言ってくれたら、ちょっとは気持ちが良い方に変わってくれるんじゃないかなと思って。」
翔「わかった、俺からも頼んでみる。
けど、西野さんがお願いし続けてくれたら向こうも折れてくれると思うけどなぁ。
あの人、押しに弱かったりするから。」
「押せ押せ作戦？」
翔「はは。なにそれ。まぁ、そんなところかな」
「わかった！ありがとう櫻井くん！お願いね！」
私がそう言うと、少しだけドヤ顔で櫻井くんが「任せとけぇ！」って言った。
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葉月(プロフ) - Yuriさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです〜！滞りがちですが、頑張ります(^^;; (2018年9月11日 22時) (
レス) id: a6ebf90660 (このIDを非表示/違反報告)
Yuri - いつも楽しく読ませていただいています！更新、頑張って下さい！！ (2018年9月9日 20時) (レス) id: d785c31dd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葉月 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=Utatane
作成日時：2018年6月27日 15時
