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「西野ぉー」
次の日の朝のホームルーム後。
私はその日の日直だったから、ほっしーに呼び出されて日誌を受け取った。
星「どーなんだ？バンドの方は」
なぜか声を潜めて私に聞く。
「ん…まぁボチボチ…かな」
星「ボチボチって…大丈夫なのか？」
「あ！！ねぇほっしー！」
星「おーい西野、俺の話聞いてんのか？」
「聞いてる聞いてる！それより、屋上にいつも人がいるんだけど！誰か知らない？」
星「屋上に人？そりゃ誰でも上がれるから…」
「そうじゃくて！どんなにチャイム鳴ってすぐ屋上に上がっても、絶対いるの。
男子で髪が少しながくて、眠そうな目。優しい声。」
ほっしーは私の言葉に、うーんと声を出して。
星「…大野じゃないか？9組の」
「大野…くん…？」
星「それか滝川かなぁ…4組の」
「大野くんか滝川くんね」
星「わかんねーよ？俺だって今の西野の話聞いて考えただけだからな」
「ほっしーありがと！」
私はほっしーにそう告げて走って教室を出た。
まず9組へと走る。
大野くん。大野くんって人が屋上の番人なのかな。
「こらーー！！そこ廊下走らないー！！」って声が聞こえたけれど、構わず9組へと。
この高校3年目だけど、知らない人もたくさんいるんだね。
ドアを開けてクラスの中を覗き込むと、そこには。
「…い…た…」
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葉月(プロフ) - Yuriさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです〜！滞りがちですが、頑張ります(^^;; (2018年9月11日 22時) (
レス) id: a6ebf90660 (このIDを非表示/違反報告)
Yuri - いつも楽しく読ませていただいています！更新、頑張って下さい！！ (2018年9月9日 20時) (レス) id: d785c31dd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葉月 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=Utatane
作成日時：2018年6月27日 15時
