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遅刻して来た私に生物の先生はだいぶ怒った。
相葉ちゃんが申し訳なさそうな顔してこっちを見てたからグッドマーク見せたら、
また、たるんでんじゃない！って怒られたけど。
そんなこんなで迎えた昼休み。
私は相葉ちゃんと屋上へと向かった。
「結局2時間目もニノ出てこなかったねえ」
雅「ね！会合ちゃんと来てくれるのか…」
「保健室の先生怒らないのかな。なんだっけ…るいちゃん？」
雅「うん、るいちゃん。白衣の天使だから怒らないよ！」
相葉ちゃんはキラキラした目で私に訴えかける。
正直、私はるいちゃん好きじゃない。
なんか…女に嫌われる女、感。
「ふぅん」
屋上の重たいドアを開くと、眩しい光が射した。
思わずクラっとくるくらい。そうか、もうすぐ夏だ。
雅「あ！松潤ー！早いね！！」
その声で、日陰に松本くんが座っているのに気がついた。
潤「俺も今来たところだよ」
そう言って立ち上がる松本くん。
潤「もう夏だな。日陰にいねーと暑いし、この通り誰も生徒いない。」
「あ、私もさっきおんなじこと思った。夏だなって。」
潤「ほんと？やっぱそうだよな」
なんだか少しだけ嬉しそうに松本くんは額の汗を拭った。
松本くんはいつも男子と喋ってて、女子と喋ってるところ見たことなかったから、
なんだか私が今、話してることが不思議に感じる。
あまり、女子に対して優しいエピソードは聞いたことがなかったし。
…私が今まで勘違いしてたのかな。
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葉月(プロフ) - Yuriさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです〜！滞りがちですが、頑張ります(^^;; (2018年9月11日 22時) (
レス) id: a6ebf90660 (このIDを非表示/違反報告)
Yuri - いつも楽しく読ませていただいています！更新、頑張って下さい！！ (2018年9月9日 20時) (レス) id: d785c31dd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葉月 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=Utatane
作成日時：2018年6月27日 15時
