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私たちはニノにずっと呼びかけ続けたら。
和「…るさいなぁ…俺保健室行って寝てくるから」
って立ち上がってスタスタ保健室の方へ行ってしまった。
「せっかくこんなに呼びかけ続けてあげたのにね」
雅「ねー。最初から保健室行けばよかったのに」
しょうがないから相葉ちゃんと急いで次の教室へと向かう。
「ニノって結構変わってるよね」
雅「うーん、そだね」
「昨日言ってた曲書いてて徹夜したんだとさ。」
雅「へえ。にのちゃんらしいっちゃらしいかなぁ。」
「てか、そんなにニノって曲作るの上手いの？経験者なの？」
雅「あら！あらあら」
相葉ちゃんが驚いた表情を私へと向ける。
雅「にのちゃんはね、天才なんだよ」
「…え？」
雅「ギターも作詞作曲も全部独学。だけどね、きっと聞いたら西野ちゃん驚くよ。
にのちゃんは天才なんだ。俺はずっとにのちゃんの隣でそれを見てきた。本当にすごい。
これ本当のハナシね。」
相葉ちゃんはまるで自分のことのように嬉しそうに、自慢げに話す。
相葉ちゃんはそういうものの、私はどこか信じてなかった。
…いや、信じてないというと違うな。
ナメてたんだ。
チャイムの音が無情にも聞こえてきて、
雅「やっべ！西野ちゃん走るよ！」
って焦った声。
相葉ちゃんが全力疾走で階段を駆け上がっていく。
私はそれについて行こうとするけれど、相葉ちゃんが早すぎて、あっという間に距離ができた。
ので、諦めて歩いて登り出した。
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葉月(プロフ) - Yuriさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです〜！滞りがちですが、頑張ります(^^;; (2018年9月11日 22時) (
レス) id: a6ebf90660 (このIDを非表示/違反報告)
Yuri - いつも楽しく読ませていただいています！更新、頑張って下さい！！ (2018年9月9日 20時) (レス) id: d785c31dd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葉月 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=Utatane
作成日時：2018年6月27日 15時
