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「本当にいたんだって！！屋上に！」
未歩「わかったよー。誰なんだろうね？その人。」
みぽりんったら、全然興味なさそうな顔しちゃって！
この感動、わかってもらいたいのに…
今日も帰り道。ミポリンの横、私はチャリを押して歩いてる。
未歩「でもさ、A。私たちが今考えなきゃいけないのは、バンドのことだよ。
ただでさえ時間、ないんだからさ」
銀のフレームの眼鏡をクイッとあげる。
みぽりんがスイッチ入ってる合図。
よくテスト前、勉強したくないと駄々をこねる私に対して諭すときもよくやるやつ。
未歩「まず練習場所だよね。星先生に確認してきたんだけど、毎日どこか教室を使うことはできないって。
…合唱部の迷惑だって、そこは星先生でも譲ってもらえなかったみたい。」
「うーん、なかなかキン子の壁は厚いな。アイツの化粧並みに」
未歩「そーいうのいいから！」
「あ、相葉ちゃんだ」
向こうから歩いてくる相葉ちゃんを見つけた。
向こうも気がついてこちらにブンブンと手を振っている。
未歩「Aったら…」
私がミポリンの話を遮って相葉ちゃんを見つけちゃったから、プクッと頬を膨らませるミポリン。
「ごめんね、可愛いよミポリン」
未歩「Aは可愛いって言っとけばいいって思ってる〜」
そう言うのも可愛いんだから！！
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葉月(プロフ) - Yuriさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです〜！滞りがちですが、頑張ります(^^;; (2018年9月11日 22時) (
レス) id: a6ebf90660 (このIDを非表示/違反報告)
Yuri - いつも楽しく読ませていただいています！更新、頑張って下さい！！ (2018年9月9日 20時) (レス) id: d785c31dd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葉月 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=Utatane
作成日時：2018年6月27日 15時
