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来たる『用意されたデート』の日。
私は無理やりお見合いの席に引っ張り出された気持ちだった。
正直、家を出るのも面倒だったし、はじめましての男性とデートするっていうのも不安だった。
変な人だったらどうしよう。
話が合わないかもしれない。というかなにを話せばいいんだ？
そんな気持ちを抱えて朝起きたら、そんな私を察したかのように
『13時にこの前送った場所に。遅刻厳禁。サボり厳禁。』
という怖いラインが来ていた。
私は仕方なく一張羅を着込んで、してもしなくてもほとんど変わらない相変わらずの腕前のメイクをして。
ある程度のお金を持って、指定された場所へと急いだ。
お昼時だからだろうか。
地下鉄はまあまあ人が乗っていた。
指定された駅に着き、改札を抜けるとお洒落な女性で溢れかえっていた。
なんだか場違いな気がして、凄く帰りたくなったけれど。
帰ったところで、櫻井さんに罵声を浴びせられるのはわかってる。
そしてきっとあのガラス玉みたいな冷たい目で私を見るんだ。
…うん、考えるのやめておこう。
ますます嫌になってくる。
指定出された地図のビルに着き、エレベーターで6階へと上がった。
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葉月(プロフ) - みぃこさん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけるよう精一杯更新頑張らせていただきます(^O^) (2018年1月14日 22時) (
レス) id: a6ebf90660 (このIDを非表示/違反報告)
みぃこ(プロフ) - こんにちは☆これからの更新楽しみにしてます(*^^*) (2018年1月13日 16時) (レス) id: 22f30ee0ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葉月 | 作成日時：2018年1月10日 12時
