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あの者の結末まであと__日 ページ6

A目線

『そっか…その方とは会えてないのか……本当に辛いね』
シルバー「……ああ」

バタン

ザワザワ

『ちょっと待って、下で何かあったみたい』
バタンって事は誰かが落ちた?いや、どうだろう。
とりあえず、透視魔法で見るか

『!待って、これちょっとやばいかも』

シルバー「どうかしたか?」

『今落ちたの、うちの副寮長なんだけど…』

アイツ、怪我すると大怪我になるのに

『ごめんシルバー君!僕行ってくる!』

シルバー「ああ、分かった」

今頃保健室に運ばれてるはず

早く行かないと

ビュン
最高速度だとブロット溜まりやすいけどその方が断然速い

とりあえず
『バルガス先生!今日は早退します!』

バルガス『ああ!早くプリファ兄の所に行ってやれ!」

タッタッタッ

うちの副寮長、いやペリズは怪我をしなければ普通だけど、怪我をすると最悪の場合、打撲骨折どころか骨が砕ける可能性が有る。

だからそういう時は自分のユニーク魔法を使って治している、だがその代わり副作用とブロットで高熱を出す。だから僕がそばにいないと……


もうすぐ保健室だ

タッタッタッ
バンッ
『ペリズ!』

ペリズ「ん?なんだ、Aか、びっくりしたよ」
『ごめん起こしちゃった?』

ペリズ「いや、ちょうど眠れなかったから大丈夫」
『そっか、それで症状は?』

ペリズ「両脚の強打骨折、もう歩けないって言ってた」
『そう、なんだ……ごめん、ごめんね兄さん、僕のせいでまた………』

頬に生暖かい感触があった
そうだ、僕のせいで兄さんは、"また"
ペリズ「大丈夫だよ、お前のせいじゃないから、な?ってそれよりA、俺のこと心配してたの?」
『当たり前でしょ、僕の"片割れ"なんだから』

ペリズ「あはは、そうだよなごめんごめん、ってお前、泣いてるのか?」

『泣いてなんか……』
そう言って僕は頬を触った
そして僕はやっと自分が泣いている事に気づいた

『ほんとだ、"また"泣いちゃったよ』

ペリズ「本当にお前は泣き虫だな、兄さんの前では泣いてもいいんだぞ?」

『……うん、でももう大丈夫』
ペリズ「そっか、で、ユニーク魔法使うんだろ?」
兄さんにはお見通しだね

『うん、でも今月は使わないから、お願い(ウルウル)』
この顔すれば許してくれるはず

ペリズ「ヴッ困ったなぁ、もう分かったよ。今月はもう使わない、約束ね」

『うん、約束』

よし、やるか

『手、出して』

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白い女王 - ほんっとうに今までもこれからもちょくちょくですが更新する予定です…!何でこれからも迷惑かけますが、よろしくお願いします!!!!!!!! (4時間前) (レス) id: 466c90c890 (このIDを非表示/違反報告)
白い女王 - 次回のお話も楽しみに待っててくれると嬉しいです。 (12月4日 18時) (レス) @page27 id: 466c90c890 (このIDを非表示/違反報告)
白い女王 - しかもそちらの作品の方が人気になっていた為、ショックは大きいです。ただでさえうちの子をパクる様な事をされて悲しいのに… (12月4日 18時) (レス) @page27 id: 466c90c890 (このIDを非表示/違反報告)
白い女王 - 青藍さん» ありがとうございます!次作も楽しみに待っててください! (10月4日 8時) (レス) id: 466c90c890 (このIDを非表示/違反報告)
青藍 - 白い女王さん» えぇ!これからも応援し続けます♪次作も楽しみに待ってますね! (10月3日 22時) (レス) id: c174e5c5c6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白い女王 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sugokuturai/  
作成日時:2023年8月10日 23時

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