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あれからテッツが帰った後も、コブラと一緒にガソリンスタンドに留まった。お互い私が買ってきていた缶コーヒーを持って、それをちびちび飲んでいきながら話していく




コブラ「……なぁA」


貴「なに?」


コブラ「俺はどうすりゃ良いんだろうな。出来ればSWORDの均衡を崩したくねぇ、けど、困ってるチハルの事も放っておけねぇ……」


貴「均衡が崩れてどうなるかなんて、私も全く想像つかない。それで悪い結果に堕ちてしまうのか、何かをきっかけに好転するのか……。結局、その時になってみないと分からない」


コブラ「……」


貴「だからさ、自分の信じた道を進んで行くしかないんだよ。もしもそれでコブラが間違ってたら、その時は皆で止めてあげる。コブラは一人じゃないよ、一緒に悩んで進んで行ける仲間がいる。……ねぇ、コブラはどうしたい?」




静かにコーヒーを飲んでるコブラは、黙って窓の外を見つめ続ける。それに倣って私もこれ以上は喋らず、ただただ薄ら白い雲が泳いでる空を彼の隣で見上げていたーーー
















だけど、そんな静寂も長くは続かない。血相を変えて駆け込んできたナオミが、チハルとヤマトの緊急の報せを持ってきた


チハルが自分のケジメをつけに鬼邪高に戻った事、そんなチハルをヤマトが一人で追いかけてった事……


それを聞いたコブラに迷いは無かった。既に覚悟を決めていた彼は、すぐさまその場を飛び出したーーー

・→←〜山王連合会VS鬼邪高校〜



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作者名:ウシマ♪o(`ω´ )o | 作成日時:2022年1月30日 21時

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