【ツイステ】ハーツラビュル寮のいかれ帽子屋

リドルと… ページ34

ﾘﾄﾞﾙ「はぁ…まったく…

ルール違反したやつのせいでパーティーの雰囲気が台無しになったじゃないか…」

リドルはどうやら今日の何でもない日のパーティーで起こった事件について、機嫌を悪くした。

『そうかい？私は楽しかったよ』

にっこりとリドルに微笑む
それにリドルは溜息をつき、

ﾘﾄﾞﾙ「本当に君は能天気なやつだ…

もう慣れたよ…」

あんなことがあったのにいつも通りの雰囲気である私にリドルは呆れた

私はとにかくマナーを守ってくれればルール違反などどうでもいい。

パーティーは出来るだけ礼儀良く、楽しく楽しむものだ。

楽しんだもの勝ちさ

『それにしても…トレイ、君の作るお菓子はとても美味しい…

紅茶によく合う』

トレイは何でもない日のパーティーに食べるお菓子をほぼ1人で作ったようだ。

まるで店のような出来栄えだ。

ﾄﾚｲ「そんなに褒められると照れるな…」

と、嬉しそうに、照れくさそうに言う。


ﾘﾄﾞﾙ「なにせトレイは親がケーキ屋を営んでいるからね。

美味しいのは確かだ。」


ほう、彼の両親はケーキ屋なのか…

通りで美味しい訳だ…と1人で納得する。

私も教えてもらおうかな…

ﾘﾄﾞﾙ「おや、もうこんな時間じゃないか…

トレイ、そろそろ自分の部屋に戻るんだ。」

時計の針はもう自分の部屋に居る時間となってしまった。

トレイはそうするよと言い、部屋に戻って言った。

『ふふ、彼はまるでトランプのようだね。』

リドルは私の言葉に首を傾げる。

『トランプは自身の力では動けない…

上のものの力を借りて動くんだ。

ハートの女王のようなものにね…







それはそうとリドル、紅茶は如何かね？』

ケロッと変わる私にリドルは一瞬あっけらかんとしたが、すぐに嫌そうな顔をした。

ﾘﾄﾞﾙ「うぅ、流石に飲みすぎだ。

遠慮しておくよ……」

リドルはパーティー中に私が入れた紅茶を何杯も飲んでいた。

あまりにも飲みすぎたため、紅茶と言う言葉を話すと、気持ち悪くなってしまうようだ。



『随分飲んでいたからねぇ、



”紅茶”』


ﾘﾄﾞﾙ「うっぷ…。

やめてくれ…」

今日の紅茶もマジカメにあげるか…→←何でもない日のパーティ two！

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