オッパ…傍に居て (ページ6)

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『ユンギオッパは私と皆が気まずくなるのを心配してたんです。言いたい気持ちはあるけどそれで気まずくなるなら自分が我慢すればいいって』

JN「今日機嫌悪かったのは？」

NJ「確かに…Aと喧嘩した感じはなかったけど」

JM「…もしかして」

『話していいですか？』

SG「……うん」

『ジミンオッパとグクに妬いてたんです』

JH「ジョングガどうした？さっきから何も話さないけど」

JK「…好きだった…のに」

NJ「グガ？」

JK「…Aが…好き」

『…え？』

SG「だと思った」

『ユンギオッパ知ってたんですか！？』

SG「そりゃ」

JK「けど…ユンギヒョンと付き合ってるなら…諦めないと」

『…グク』

ｷﾞｭｯ
『ユンギオッパ？』ｺｿｯ

SG「グガの心配してる？」ｺｿｯ

『…うん』ｺｿｯ

SG「ジョングガ後で時間やるからAと話せ」

JK「……ありがとうございます」

ー撮影現場楽屋ー
MN(ﾒｲｸﾇﾅ)「A〜！今日も可愛いわね〜♡」

『オンニこそ今日も綺麗〜！！』

MN「A先にメイクする？」

『今日は後で大丈夫、ちょっとグクと話があるから』

SG「Aちょっと」

『…ん？』

ユンギオッパから楽屋で私に話しかけるなんて珍しいけど、
さっき車の中でカミングアウトしたから気持ちが軽くなったのかな？

『ユンギオッパどうかしました？』

SG「今は誰も聞こえてないからユンギって呼んで」

『分かった。ユンギどうかした？』

SG「これからグギと話してくるんだろ？」

『うん。まさかグクが私を好きだなんて思ってなくて正直驚いてるけどちゃんと返事はしてあげないと』

SG「A…グギに行ったりしないよな」

『大丈夫！私はユンギから離れたりしないよ』

SG「うん、ちゃんとグギの気持ちに寄り添って返事してあげてこい」

『戻って来たらハグしてくれる？』

SG「うん、行っておいで」

『グク、隣の部屋で話そう？』

JK「…うん」

ー空き部屋ー
JK「A…何で俺に話してくれなかったの？」

『…え？』

JK「彼氏ができたら報告するって昔言ってくれたじゃん」

『ゴメン、ユンギオッパに言うなって言われてたから』

JK「さっき車の中で言ったけど、俺はAが好き」

『……。』

JK「答えは分かってる……けど、返事ちゃんと聞きたい」

『うん。ありがとう…けど、グクの気持ちには答えられない』