オッパ…傍に居て (ページ30)

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『…ごちそうさま』

SN「うん」

SG「A？」

『…ん？』

SG「俺の部屋に居て」

『…ん』

SN「ユンギ中々戻れなくてゴメンね」

SG「多分ちょっと不安になって考えすぎちゃってるだけなんで」

JN「そろそろ戻んないと本当に徹夜になるんじゃ？」

SG「それはまぁ…。」

JN「だったら俺らでAはなんとかするから」

SN「ジン、今はユンギしか無理だと思うよ」

SG「もし中々落ち着いてくれなかったら一緒に事務所連れてっていいですか？」

SN「それじゃアンタが作業しずらくなるじゃん」

SG「逆に置いてく方が集中出来ないんで」

JN「分かった」

SN「連れっててもいいけど、もしAが寝たら連絡してジンに迎えに行かせるから」

JN「俺！？」

SG「とりあえず俺部屋戻りますね」

ーユンギの部屋ー
『…ｸﾞｽｯ…ｺﾞﾎｺﾞﾎｯ…ｳｰ』

ｺﾝｺﾝ
SG「A入るよ」

『…ｳｰｸﾞｽｯ……ンギ』

SG「俺がAに向かって本気で怒ったり厳しい事言ったことなかったから不安になった？」

『…ｸﾞｽｯ……ぅ』

SG「なんでか教えるから泣かなくていいよ」

『……。』

SG「一緒に居たらイラッとする事はもちろんあるし、あったよ」

『…ぅん』

SG「それでもキツく言わなかったり怒らなかったのは、そんなAも愛おしいなって思ったから。聞いてて“は？”って思うかもしれないけど本当にそう思ってるから」

『ユン…ギは……き？』

SG「ん？」

『私…を……気……き？』

SG「んな事聞かなくても俺はAのこと好きだし、愛してるよ」

『…ユンギ』

SG「落ち着いた？」

『…多分？』

SG「じゃ俺作業に戻ってもいい？」

『…ャ』

SG「そろそろ本当に戻らないと進まなくなる」

『……ィｯ……ﾊｯﾊｯ…ｯ』

SG「A？ゆっくり深呼吸して」

『ｯﾊ…ｯｯﾊ…ｽｰｯ』

『ありがと』

SG「A、俺と作業室行こ」

『…でも』

SG「今のA置いて戻るの心配だから」

『オンニと…ジンオッパは？』

SG「連れてっていいよって」

『………。』

SG「Aコレは迷惑じゃないよ。俺が心配だからAの側に居たいだけ」

『…行く』

SG「ん、一緒に行こうか」

ーリビングー
SG「A連れて作業戻ります」

JN「分かった。頑張れよ！」

SN「何かあったら私に電話して遅くまで起きてると思うから」

SG「分かりました」