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SN「A、10分経ったから帰るよ」
『…。』
SG「ミサヌナといい子で待ってて?」
SN「じゃ…ユンギは頑張って。夜何時頃になるか分かんないけど掛けたら出なさいね?」
SG「分かるように置いてあるんで大丈夫です」
SN「A帰るよ」
『ユンギ……バイバイ』
SG「んな顔すんな、夜ビデオ通話でもいいから」
『…うん』
SN「ユンギ後は任せてくれればいいから作業進めな」
SG「はい」
ー事務所玄関ー
SN「A、ちょっとだけココで待ってて」
『何か取りに行くの?』
SN「うん、どこにも行かないでよ?」
『分かってる』
ーユンギ作業室ー
コンコンコン
SG「はい…ミサヌナ?」
SN「さっきAが食べてたチョコ置いてきたから取りに来た」
SG「あ…本当だ。ありがとうございます」
SN「Aのことで疲れてると思うから今日くらいゆっくりしな」
SG「そんな事ないんで大丈夫です、寂しがり屋な甘えん坊でこそAなんで」
SN「じゃ…頑張って」
SG「はい。A大丈夫ですか?」
SN「今は何とかね…でも夜はどうなるか」
SG「いつでも出れるようにしてあるんで、何時になってもいいですよ」
SN「分かった、A待たせてるから行くわ」
ー事務所玄関ー
SN「Aお待たせ」
『何取りに行ってたの?』
SN「Aの忘れ物…はいコレ」
『…私も行きたかった』
SN「私たちが帰らないとユンギの作業が遅くなって帰って来るの遅くなっちゃうでしょ?だから私が取りに行ってきたの」
『ユンギ…帰って来るよね?』
SN「うん。電話も何時になってもいいからいつでもいいよって言ってたよ」
『…会いたい』
SN「今日はずっと側に居てくれたから今はユンギにユンギだけの時間あげよう?ジンも皆も宿舎で待ってるからタクシーで帰ろ」
『…グスッ…ウー…ゴホゴホッ…グスッ』
SN「A宿舎帰ったらユンギに電話しよっか」
『…グスッ…ゴホッ…グスッ……ん』
MH「アレ?ミサさん?」
SN「今帰ろうと思ったんですけど歩き出してくれなくて」
MH「A、俺とミサさんとドライブ行くか?」
SN「え?」
MH「Aを寝かせて宿舎に帰らせようかと」コソッ
『ドライブ…行く』
MH「どこ行きたい?」
『…海』
SN「寒いし風邪ひくよ?」
『海…行きた…い』
MH「よし!じゃあ海行くか」
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作者名:YooLiin-Min | 作成日時:2023年12月22日 10時