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貴方side
貴方｢ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ｣
私は、走れるだけ走って、走って、転んで、また走って。
何処だか分かんない所まで走っていた。
その何処だか分からない場所の、小さな公園のベンチに座りながら、一人で泣いていた。
トラウマを思い出して、肩を震わせて、誰もいない公園で泣いている私は、通りすぎていく人に沢山声をかけて貰った。
｢大丈夫？どうしたの？｣って。
でも、それを聞かれると、違う公園へ。
また同じことを聞かれると、違う公園へ。って。
人の優しさに触れるのが怖くなってしまっていて。
買い物をするときに久し振りに持ってきたケータイには、ケータイを触っていなかった期間に来ていた、桃子からの大量のメールと、クラスメイトの心配だというメールだけが入っていた。
真冬君たちからの連絡は一切なくて、やっぱり必要にされてないんだってまた泣いて。
皆からのメールを見て気持ちを整えようと、一つ一つのメールを見て返信をした。
クラスメイトからのメールの返信を終えて、あとは桃子からの大量のメールを見るだけ。
その内容は、私の砕けた心を更に傷つけるのにぴったりだった。
｢相川さんに手を出さないで。｣｢私は、昔から相川さんが好きだった。｣｢別れろ別れろ別れろ別れろ別れろ別れろ｣
同じような内容の、憎しみのこもったこのメールを見て、私はもうボロボロだった。
真冬君、助けて。
この言葉を言ってしまったら、きっと桃子は真冬君になにかをするだろう。
もうあの場所には戻れない。
皆のいない時間を探って荷物を取りに行こう。
そう決心した。
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涼(プロフ) - 私もラブライバーです！気が合いそうですにこにーとルビィ押しです作品面白いしがんばっルビィしてくだたいね。 (2018年8月9日 0時) (
レス) id: 136cf10d12 (このIDを非表示/違反報告)
うさねこ - せーさん» そらるさんの血を引いてますからね…o(`･ω´･+o) ﾄﾞﾔｧ…！← (2017年4月27日 21時) (レス) id: 5b7e894b6a (このIDを非表示/違反報告)
せー - 流石、そらるさんの妹。ゲームが上手い！！！ (2017年4月27日 21時) (レス) id: cc1ff23705 (このIDを非表示/違反報告)
うさねこ - せーさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2017年4月22日 12時) (レス) id: a43ebb3759 (このIDを非表示/違反報告)
せー - まふくん可愛いですね(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))これからも頑張ってください！！！！！ (2017年4月21日 17時) (レス) id: cc1ff23705 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさねこ | 作成日時：2017年4月7日 10時
